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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第77話
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すわよね……?」
「むしろ目の前の女性の方が”妹”と言っても違和感がない程若すぎるぞ……」
マルギレッタがメサイアの母と知ったアリサやマキアスは驚き、セレーネは戸惑い、ユーシスは信じられない表情をした。
「うふふ、色々と驚く事はあるでしょうけど、悪いけどそういう事に関しては本題が終わってからにしてもらうわね。」
「……彼女達が君達と一緒にいる事が先程の条約の”期間”とどう関係があるのだい?」
レンの話を聞いて表情を引き締めたオリヴァルト皇子は真剣な表情で尋ねた。
「大有りよ。だって、その”期間”というのが”クロスベル独立国滅亡後に新たに建国されるクロスベル帝国と共にエレボニア帝国に戦争を仕掛けるまでが期間”なんだから♪」
「え……………」
「何ですって!?」
「”クロスベル帝国”だと!?」
「フン、”独立国”の次は”帝国”か。自治州が”帝国”を名乗るとは呆れを通り越してもはや感心に値するぞ。」
レンの説明を聞いたリィンは呆け、サラ教官とトヴァルは厳しい表情で声を上げ、ユーシスは鼻を鳴らしてルイーネ達を睨んだ。
「確かに今の領地だけでは”帝国”を名乗るには相応しくありませんが……クロスベルには戦争を仕掛ける理由がある大国が二国も存在する為、その二国をメンフィルと共に制圧すれば帝国を名乗るのに相応しい広大な領地を手に入れますわ。」
「!!」
「に、二大国というのはまさか……エレボニアとカルバードの事ですか!?」
「そ、そんな!?クロスベルまで一緒に攻めてくるなんて!?」
「一体何があってそうなったんだ……?」
「うわっ!?よりにもよってメンフィルと手を組んだんだ!」
「一体何故!?メンフィルには何の”利”もないというのに!」
ルイーネの説明を聞いたオリヴァルト皇子は厳しい表情をし、アルフィン皇女とトワは表情を青褪めさせ、ジョルジュは考え込み、ミリアムは驚き、クレア大尉は信じられない表情をし
「……………………ねえ、今とんでもない事が聞こえたのだけど……私の聞き間違い?」
「い、いえ……私にもちゃんと聞こえました……―――クロスベルがメンフィルと共に二大国―――エレボニア帝国とカルバード共和国に戦争を仕掛けると……」
「あ、あの……レン姫……何故メンフィルはクロスベルと同盟を組む事にしたのですか……?」
呆然とした様子のアリサの言葉を聞いたエマは不安そうな表情で答え、エリスは信じられない表情でレンに尋ねた。
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