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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第77話
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霊力(マナ)……!」

「あの姉さんをも超える霊力を持っているなんて……」

マルギレッタから感じる膨大な魔力を感じ取ったセリーヌは目を細め、エマは驚きの表情をし

「ほえっ!?」

「貴女は……!」

「何故貴女がこの場にいるのですか!?”六銃士”の”微笑みの剣妃”――――ルイーネ・サーキュリー!」

ルイーネの姿を見たミリアムとガイウスは驚き、クレア大尉は信じられない表情で声を上げた。



「ええっ!?じゃ、じゃああの人は以前の”特別模擬戦”の時に特務支援課の人達と一緒にいたメサイアのお父さんと同じ……!」

「”六銃士”だと!?」

「彼らが例の……」

「な、何でクロスベル警備隊の上層部がここにいるんだ!?」

クレア大尉の言葉を聞いたエリオットとユーシスは驚き、アルゼイド子爵は真剣な表情になり、マキアスは信じられない表情をし

「やっぱり”六銃士”とメンフィルは繋がっていたのか!?」

「………………一体何故このタイミングであたし達の前に現れたのかしら?」

トヴァルは厳しい表情で声を上げ、サラ教官は真剣な表情でルイーネ達を見つめた。



「うふふ、まず3人共自己紹介をしてもらってもいいかしら?」

「―――わかりました。ではまず、私から……―――私の名はルイーネ・サーキュリー。既にご存知の方もいらっしゃると思いますがクロスベル警備隊の一佐を務める者です。……フフッ、久しぶりね、ガイウス君?以前会った時と比べて随分と背が伸びたのじゃないかしら?」

レンに促されたルイーネは自己紹介をした後ガイウスに微笑んだ。



「ええっ!?」

「ガ、ガイウスの知り合いなの!?」

「ああ……以前にも話したと思うがノルドで魔獣に包囲された父さん達を助けてくれた恩人――――ギュランドロスさんとその仲間の人達の中にいる一人が目の前の女性―――ルイーネさんで、ルイーネさんはギュランドロスさんの奥方なんだ。」

エリオットは驚き、アリサに尋ねられたガイウスは頷いて答え

「そう言えば……以前大旦那様から今でも印象に残る4人の旅人とノルドの地にて邂逅した話を聞いた事がありますが……―――まさか。」

「恐らくギュランドロスさん達だろう。ギュランドロスさん達も4人だったしな。―――お久しぶりです、ルイーネさん。お元気そうで何よりです。」

シャロンの推測に頷いたガイウスはルイーネに会釈をした。



「フフ、ガイウス君も元気そうで何よりよ。ラカンさん達はご無事かしら?エレボニアが内戦状態に陥ってしまった事でノルドの地も他人事じゃないと思うけど。」

「はい、父さん達もみんな無事で元気に生活をしています。今のノルドの地は仮初とは言え、戦火に包まれず平
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