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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第77話
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して仲間達と共に書類を読み直した。
「えっと……『以上の内最低二つを即実行後、メンフィル帝国が定めた期間以内に内戦を終結させて残りの全てを実行するのならば、メンフィル帝国はエレボニア帝国に対する侵略行為を中止し、和解にも応じる』…………あ。も、もしかして……!」
「今この場でこの条約の中から最低二つを実行しなければならないのですか!?」
文章を読み直してある事に気付いたトワは表情を青褪めさせ、クレア大尉は厳しい表情で尋ねた。
「そ、そんな………どれも無理だよ………」
そして表情を青褪めさせて書類を読んでいるエリオットが呟いたその時
「―――いや、少なくても”一つ”は確実に実行できる。」
ユーシスが静かな表情で申し出た。
「ユーシス!?お前、まさか……!」
「ユーシス様自身を指名した”第6項”を実行するおつもりですか……」
ユーシスの申し出を聞いてすぐに察したリィンは血相を変え、シャロンは複雑そうな表情をし
「でしたらわたくしも今すぐわたくし自身を指し示した”第7項”を実行致します!それなら、二つを実行した事になりますわよね!?」
「姫様…………」
「二人とも待ってくれ。その前にレン姫に一つ聞きたい事がある。」
アルフィン皇女の申し出を聞いたエリスは心配そうな表情でアルフィン皇女を見つめ、オリヴァルト皇子は二人を制した後レンを見つめた。
「何かしら?」
「仮に今すぐこの場で二つを実行したとしても、この『メンフィル帝国が定めた期間以内に内戦を終結させて』とあるが、この”期間”はどのくらいになるんだい?」
「あ…………」
「確かにタイムリミットも設定されてあるね。タイムリミットはいつ?」
オリヴァルト皇子の質問を聞いたエリスは呆け、フィーは真剣な表情で尋ねた。
「うふふ、やっと”その話”にも移れるわね。――――待たせたわね。3人共、出番よ。入ってきて。」
「―――失礼します。」
そして小悪魔な笑みを浮かべたレンが出入り口に視線を向けるとルイーネ、マルギレッタ、リ・アネスが部屋に入って来た!
「え…………」
(あら?あの娘……メサイアに似ていないかしら?)
(え――――お、お母様にリ・アネス様……そ、それに……元ユン・ガソル王国の”三銃士”のルイーネ様!?)
マルギレッタの容姿を見たリィンは呆け、ベルフェゴールは首を傾げ、メサイアは信じられない表情で声を上げ
「騎士……?あの尾のようなものは一体……」
「もしかして異種族?」
「竜の尻尾のようにも見えますが……」
リ・アネスを見たラウラは戸惑い、フィーとセレーネは不思議そうな表情をし
「っ……!なん
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