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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第76話
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エイドス殿より賜りし魔剣です。」
そしてラウラは”スウァフルラーメ”をその場にいる全員に見えるようにデスクに置いた。
「!これは…………」
「ふえええっ!?よ、よくわからないけどその剣、凄い力を秘めているって事がわたしでもわかるよ……!?」
「わ、わたくしもですわ……エリスは?」
「はい、私もその剣から凄まじい魔力を感じます。」
「一体どんな材質でできているんだ……?リィン君達が持っている武具―――”匠王”によって創られた武具すらも霞む程で並ぶとしたら、リィン君の”太刀”ぐらいだと思う……」
初めて見る魔剣にアルゼイド子爵達が驚いている中、ジョルジュは興味深そうに魔剣を見つめていた。
「うふふ、よかったじゃない。空の女神から魔剣を貰えるなんて剣士として光栄でしょう?」
「え、ええ。確かにそうなのですが…………」
レンの指摘を聞いたラウラは困った表情をし
「エイドス本人は在庫処分ができて大助かりだって、言ってたけどね〜。」
「ミ、ミリアムちゃん!」
「よりにもよってその言葉を皆さんの前で言ってはいけませんよ……」
ミリアムが呟いた言葉を聞いたクレア大尉は慌て、セレーネは疲れた表情で指摘した。
「え、えっと……?」
「ざ、”在庫処分”ですか……?」
「これほどの魔剣をそんなぞんざいな扱いをするとは……空の
女神
(
エイドス
)
とは一体どういう人物なのか、気になってきましたわ。」
「わ、私も思いました……」
ミリアムの言葉を聞いたアルフィン皇女とエリスは冷や汗をかいて表情を引き攣らせ、シグルーンとエリゼは目を丸くし
(クスクス、どうやらエステルの性格を遥かに強化した性格のようね♪)
(ハハ……エステル君の先祖だけあって、さすがだな……)
ある程度エイドスの性格を察したレンはからかいの表情になり、オリヴァルト皇子は苦笑した。
「父上。もしよろしければ父上がこの魔剣を使いますか?父上は状況が厳しくなっている西部に向かうとの事。この魔剣の力もきっと役に立つと思われます。」
「いや、”空の女神”御自身がそなたに授けた剣なのだから、そなたが使うとよかろう。それよりもその魔剣の使い手に相応しい剣士になれるようにそなた自身が精進するべきだ。」
「ええ、勿論そのつもりです……!」
アルゼイド子爵の言葉にラウラは決意の表情で頷いた。
「それで……話を戻すがこのゼムリアに降り立った空の
女神
(
エイドス
)
とリベールが第12項の件を要求したのとどう関係があるのだい?」
「シルヴァンお兄様から聞いた話なんだけど、空の
女神
(
エイドス
)
がこのゼムリアの地に降り立った事を知ったアリシア女王自身がクローディア
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