暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第74話
[5/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ルは信じられない表情で声を上げ、サラ教官は厳しい表情をした。



「そ、そんな…………私のせいで帝都が…………」

「エリスのせいではありませんわ!元はと言えばわたくしがユミルにいたせいなのですから……」

「エリス……殿下…………」

表情を青褪めさせて身体を震わせるエリスとアルフィン皇女を見たリィンは辛そうな表情をし

「フフ、エリスさん。貴女が罪悪感を感じる必要はありませんわ。帝都の襲撃はユミル襲撃に対する”報復”の一部ですから、貴女が誘拐された事は関係していませんわ。別に帝都を襲撃しなくても貴女の救出は可能だったのですよ?」

シグルーンは微笑みながらエリスに慰めの言葉を送った。



「報復の”一部”ですか……気になる一言ですわね。」

「!!まさか他にも何らかの報復行動をしたのですか!?」

シグルーンの言葉が気になったシャロンは真剣な表情で考え込み、クレア大尉は厳しい表情をした。

「うふふ、これを見てもらえばわかるわ♪」

そしてレンはある映像をリィン達に見せた。するとグロリアスがバルヘイム宮を爆撃し、爆撃されたバルヘイム宮が崩壊する映像が映った!



「うわっ!?本気になったメンフィルって、ここまでするの!?」

「あ、あんた達……!自分達のした事がわかっているの!?」

「―――”紅の箱舟グロリアス”。リベールの”異変”でメンフィルが結社から奪い取った戦艦ね。」

「あのような戦艦が結社にあったなんて……」

「なんて威力だ……あんなにも易々とバルヘイム宮を崩壊させるなんて……」

「そ、そんな……バルヘイム宮が…………」

「ハハ……よりにもよって”グロリアス”に爆撃させるとは…………貴族連合に力を貸している”結社”に対する皮肉のつもりかい?」

崩壊するバルヘイム宮を見たミリアムは驚き、サラ教官は怒りの表情でレン達を睨み、セリーヌは目を細め、エマとジョルジュは不安そうな表情をし、アルフィン皇女は表情を青褪めさせ、疲れた表情をしたオリヴァルト皇子は真剣な表情でレンに問いかけ

「……ッ!レン姫!何故……何故バリアハートではなくバルヘイム宮を爆撃したのですか!?父―――”アルバレア公爵家”に対する”報復”をするのならばバリアハートを爆撃すればいいではありませんか!」

「ユーシス…………」

唇を噛みしめた後真剣な表情でレンを睨んで反論するユーシスの様子をラウラは辛そうな表情で見つめていた。



「うふふ、”自分達の領地となる事が決まっている領地”を爆撃するなんて事はさすがにしないわよ。それにさっきのリフィアお姉様の演説の様子の映像を見てわかったと思うけどメンフィルは”アルバレア公爵家ではなくエレボニア帝国自体”に対して相当な
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ