第五十三話 野村大佐!将棋は実は種類が多い!!その一
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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
第五十三話 野村大佐!将棋は実は種類が多い!!
将棋と一口に言ってもである。
色々とある、それで主役の二人も尚武のクラスでチェスをしつつ話をしていた。
「これも将棋だよな」
「ああ、チェスもな」
「西洋将棋だったな」
「そうだよな」
こう二人で話しつつだった、そのうえで。
二人はチェスをしていく、その二人に尚武のクラスメイトである猪木君が花江夏樹さんの声で言った。
「そのチェス金賭けてるか?」
「いや、普通にやってるよ」
「別にそんなの賭けてねえよ」
二人は猪木君にあっさりと答えた。
そしてだ、二人で猪木君に言った。
「しかし猪木君な」
「あんた凄いな」
「凄いって?」
「だってよ、名前のままの外見だぜ」
「まずそこからだよ」
あの華麗にしてダーティーなファイトを誇る偉大なレスラーそっくりの外見である。その延髄斬りと卍固めは最高である。
「それで声花江夏樹さんだろ」
「凄まじいギャップだぜ」
「猪木さんだとな」
「もっと男らしい声じゃないのか?」
実際の声もそんな感じである。
「花江夏樹さんの声確かにいいぜ」
「聴いてて惚れ惚れするよ」
「けれどな、その外見だとな」
「ちょっと違うだろ」
もっと言えばちょっと以上にだ。
「作者こうしたギャップネタばかりだけれどな」
「何かここまで来るとミスキャストだろ」
「パヴァロッティの道化師とかな」
「もうそんなのだろ」
ルチアーノ=パヴァロッティである、確かに素晴らしいテノールだが道化師の主役にはどうも声域が合わずしかも見事に顔の下半分を覆った髭に白塗りだとだ。
「何かが違う」
「作者道化師はモナコかドミンゴなんだよ」
声域も外見もだ。
「だから猪木君もな」
「花江さんの声じゃないだろ」
「やっぱりもっとな」
「男らしい声だろ」
「そう言われても作者が決めたことだから」
それでと答える猪木君だった。
「仕方ないよ」
「そうか、作者が強引に決めたからか」
「キャラクターじゃどうしようもないか」
「それじゃあな」
「納得するしかないか」
「納得出来なくても納得するしかね」
それこそというのだ。
「ないよね」
「ああ、この作品読者にもそれを求めてるからな」
「求めてるっていうか強要するからな」
「仕方ないな」
「もうそういうことでな」
「それでね、とにかくね」
猪木君は二人に納得してもらってからあらためて言った。
「君達今は賭けてないんだ」
「この前ちょっとイタリアンな人と勝負したぜ」
「ドン何とかっていうえらく風格のいいおっさんとな」
「その人まさか
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