第3話 スクールアイドル
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「うわっ!」
穂乃果を見るとまたこけたようです。....全くあなたという人は仕方のない人ですね。私はそっと穂乃果に手を差し出す。
「え?海未ちゃん」
「1人で練習しても意味がありませんよ。やるなら...3人でやらないと」
「海未ちゃん.....うん!!」
〜☆〜
「ふぅ.....」
俺は参考書とノートを閉じて一息つく。
穂乃果とことりはどこかへ消え、海未は部活へ行ってしまったため
教室で演出問題を解いていた。
今日のノルマはこれくらいかな。後は家で暗記物やって--
「大くん!ここにいたんだ!!」
声した方を振り向くと3人が立っていた。
「おう、どうした」
「大地くん今から生徒会室に行くからついてきて欲しいな?」
「え、えちょっとまっ--」
「いいからついて来てください」
「こら!引っ張るなって痛い痛い!」
俺は有無を言わさずズルズルと引っ張られていった。
「これは?」
生徒会室に入って発せられた第一声は生徒会長絢瀬絵里の質問
金髪のポニーテールで見た感じハーフかクォーターかな〜?
堅物って感じがする。
その隣には副会長東條希がニコニコしていた。
紫髪のツインテールで何よりすごいのは胸
ついそっちに目がいってしまったが幸い誰もが気づいていないみたいだ
「アイドル部設立の申請書です」
.....はぇ?アイドル......部?え?なんで?俺場違いじゃないのか?
そんな俺を放置して話は進んでしまう
「それは見ればわかります」
「では、認めていただけますね?」
「いいえ。部活は同好会でも最低5人以上の部員が必要です」
「えぇ!そうなんですか?」
「ちょっと待て穂乃果。なんで最近来た俺が知っててお前が知らないんだよ。」
「いやぁ...そういうの苦手で....」
「つまり、あと1人やね」
ぼそっと東條副会長が呟く。
.......え?あれ?後1人?2人の間違いじゃないのか?
「後2人じゃないのか?」
「え?大くん何言ってるの?後1人だよ?」
「ちょっと待て!人数おかしくないか?」
俺は絢瀬会長から申請書を受け取り名前を確認する
高坂穂乃果、南ことり、園田海未........そして笹倉大地。
...................は?
「はぁっ!!なんで!?どうし--」
「大地くん落ち着いて」
抗議しようとしたらことりと海未に取り押さえられた。
なんで女子ってこんなにいい匂いがするんでしょうか.......
あぁ...ずっとこうしていたい
もうどうでも良くなり暴れるのをやめた
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