第3話 スクールアイドル
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う」
「え?」
「大地!あなたは一体なにを-- 」
「だってさ....何をするにしても好奇心から始めるのって普通なんじゃないのか?」
「っ!し、しかし」
「海未のやってる弓道はどうして始めたんだ?」
「き、弓道はそういう家系ですので」
「自分でやりたいと思って始めたのではないにしろ、今もまだ続けてるってことはそこには好奇心があるんじゃないのか?」
「.....はい」
「なら、穂乃果のやりたいっていう理由もあながち間違ってないんじゃないのか?」
「大くん....」
「で、ですが.....」
「それにさ俺はスクールアイドル、やってもいいんじゃないか?だって穂乃果も海未もことりも...可愛いじゃないか」
「「「っ!!!!」」」
あれ?なにかまずい事言ったか?3人とも顔真っ赤にして反応してくれない。あたりの温度が上昇した気がする。
「なぁ穂乃果?」
「....//////」
「....う、海未?」
「....//////」
「ことり?」
「....//////」
全員無反応。
ゴッ!!!
「痛っ!!!!」
突如腹を海未に殴られて床に倒れる。
「と、とにかく!アイドルはなしです!///」
そう言い残して海未は廊下の奥へ消えていった。
穂乃果とことりの気配がないことから近くにはいないだろう
なんで俺が殴られなきゃいけないんだよ.....痛いよ
〜☆〜
「やっぱりアイドルはダメなのかな〜」
4月の暖かい空気を吸いながら放課後、屋上で肩を落とす
海未ちゃんとことりちゃんに一緒にアイドルやろうと言ってはみたものの
海未は絶対やらないと拒否って感じだしことりちゃんは.....やってくれなさそうだよね...
いい考えだと思ったんだけどな〜
「また振り出しか〜」
グラウンドでランニングをする運動部を見つめながらまた肩を落とす
『それにさ俺はスクールアイドルやってもいいんじゃないか?だって穂乃果も海未もことりも...可愛いじゃないか』
やっぱり思い出しただけで顔が熱くなっちゃうよ///
やっぱり記憶がなくても大くんは大くんなんだね.....
相変わらずだよ....
「〜〜♪〜〜〜♪」
「ん?」
どこからかピアノの音がする。音楽室からだろうか。
穂乃果はきになるので階段を下りて音のする方へ行った。
〜☆〜
「海未、どうしたの?浮かない顔して」
「い、いえ!なんでもありません」
私は弓道場に来ているのですが全然集中できません。原因は穂乃果が
スクールアイドルを一緒にしようと言ってきたこと。そして...
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