第3話 スクールアイドル
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置いて穂乃果はどんどん喋りまくる。
「最近スクールアイドルのある高校が増えているらしくて、人気のあるスクールアイドルのある高校の入学者数が増えてるんだって!」
な、なるほど...。穂乃果の威圧に押されてことりは少し苦笑い気味である
「それで私考えたんだ。」
そこで1人足りないことに気づく。
「待て穂乃果、1人いなくなってるぞ」
「...あれ?」
海未は.....呆れ顔をしながら廊下へ出ようとしている。
もちろん穂乃果はそんな海未を見逃さず追いかける
「海未ちゃん!」
「ひっ!」
「まだ話終わってないよー!」
ゆっくり振り向いた海未の顔は...明らかに嫌そうな顔である。
「わ、私はちょっと用事が...」
「用事なわけ無いだろ。とにかく穂乃果の話を聞いたらどうだ?」
収集がつかなくなりそうなのでとりあえずこの場に残ることを提案する。
「大くんの言う通りだよ!穂乃果いい方法考えたんだから聞いてよ〜」
観念したかのようにため息をついて、
「私たちでスクールアイドルはやるとか言い出すつもりでしょう?」
「うわ!海未ちゃんエスパー!?」
「誰でも想像できます!」
「だったら話は早いね。今から生徒会室に行ってアイドル部を--」
「お断りします」
最後に海はバッサリ言い切った。そりゃそうだよな、いきなりスクールアイドルを始めようとか。
「なんで!?」
当然穂乃果も引き下がらない。
「思いつきで始めたところで簡単に状況が変わるわけが無いでしょう!」
「だってこんなに可愛くてキラキラしてて楽しそうなんだよ!こんな可愛い衣装とか着てみんなの前で歌うとか普通は出来ないんだよ!」
海未と穂乃果は喧嘩を始める。俺とことりは蚊帳の外ですありがとうございました。
「なぁ..ことり」
「なぁに?」
うおっ!まぶしい!ことりの笑顔輝いてる!
「...あれ、止めなくていいのか?」
「うーん。いつものことだし大丈夫なんじゃないかな?」
「そ、そうか.....」
ことりの様子から3人は一緒にいた時間が長いことがわかる
「私はそんなことを、いってるんじゃありません!こんなことで本当に生徒が集まると本気で思いますか!」
「そ、それは.....人気が出ればだけど...」
「その雑誌にあるスクールアイドル達もプロと同じ努力をし、真剣にやってきた人たちです。穂乃果のように好奇心だけで始めても上手くいくはずがありません!」
「ちょっといいか、海未」
俺は見るに耐えられなくなり海未を遮る
「少し黙っててもらえます!」
「いいから落ち着け。俺は好奇心で始めてもいいんじゃないかと思
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