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μ's+αの叶える物語〜どんなときもずっと〜
第1話 廃校
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が襲う。
なんなんだろうこの感じ...俺は何をしたっていうんだよ

『ひっく....ふぇっ....ごめんね?ごめんね--くん....』

聞いた事のないあどけなさのある幼い少女の心配する声が頭をぐるぐると回る。
息苦しい...

「あの、笹倉君?大丈夫?」

「え?」

「なんか...顔色悪いよ。保健室行く?」

どうやら顔に出てたみたいだ

「だ、大丈夫。気にしないでくれ」



「で、でも「こら穂乃果!!そこでなにしてるんです!」」



高坂さんの言葉を遮って凛とした声がした。
そちらを振り向くといかにも大和撫子といった雰囲気を漂わせた
少女がやってきた。髪長くて清楚な感じが第一印象だ。


「探したんだよぉ〜、宿題おわってないでしょ?穂乃果ちゃん」



大和撫子さんの隣の少女は苦笑いしながらやってくる。
と、いうかどっかでみたことあるような...
アッシュ色の特徴のある髪型の女の子!よしインプット完了
にしてもえらく甘い感じの声だな、とろけそうだ。
2人とも高坂さんに、劣らずめちゃくちゃ可愛いぞ!
俺の嫁にしたいくらいだ.....ゲフンゲフン



「ごめんごめん、今笹倉君とお話してたんだ〜」


「「笹倉君?」」


「え?えっと〜」


2人は俺のほうを見る
大和撫子さんは警戒するような目つき、
甘い声の少女は興味津々といった感じの目つきでじっと見つめる。


「笹倉大地さんですよね?さきほどクラスで派手に目立った」


「そ、そうですが...もしかして同じクラスです?」


「そうだよ〜はじめまして!南ことりです」


「そ、園田海未...です」


「ここちらこそ!笹倉大地.......です」


「私は高坂穂乃果!ってさっきもしたよね。よろしくね『大くん』!」

「大くん?」


「うん!大くんは大くんなんだよ!」


「こら穂乃果!いきなりあだ名なんて失礼ですよ!」


「まぁまぁ海未ちゃん、落ち着いて」


すごく仲いいな...羨ましい

「これからよろしくお願いします!高坂さん、園田さん、南さん」

俺は弁当を脇に置いて立ち上がりしっかりお辞儀をする

礼儀って大事だもんな

「穂乃果でいいよ!」

「え?」

出会って早々呼び捨て?いいのかな...

「じゃあ私も南じゃなくてことりって呼んでね!」

高坂さんを先頭に南さんも下の名前で呼ぶことを要求してくる


最近のJKってこんなにアグレッシブなのだろうか。
こんなに積極的だと危ない人に目つけられるんじゃないか少々心配だ


「わかりました、穂乃果さん、ことりさん
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