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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜パンダグリュエル制圧〜
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はそれぞれ悔しそうな表情でリウイ達を睨んでいた。



「チッ……この事をカイエンのオッサンが知ったら、エリスに危害を加える可能性が高いとわかっているのか!?」

「その心配は無用だ。既にエリスは我らメンフィルが救出した。」

クロウの問いかけに対してリウイは静かな表情で答え

「何だと!?どうやって警備が厳重な帝都近郊にあるカレル離宮から救出した!?」

クロウは信じられない表情で声をあげた。



「うふふ、”結社”のステルス機能だったかしら?本当に便利ね、あのシステムは♪おかげで帝都近郊を徘徊している飛行艇に気付かれずに帝都の上空から帝都を奇襲する事ができたんだから♪」

「―――!まさか”福音計画”でわたくし達”結社”から奪い取った”グロリアス”のステルス機能を解析して、それらを他の戦艦に搭載したのですか!?」

「何ですって!?」

「チッ、帝都の奇襲で領邦軍が帝都に注意が行っている隙に離宮を襲撃したって訳かよ!」

レンの説明を聞いたデュバリィは目を見開き、スカーレットとヴァルカンは厳しい表情をし

「―――!!まさかお前らヴィータまで……!」

ある事に気付いたクロウは怒りの表情でリウイを睨んだ。



「さてな……運が悪ければお前の予想通りの”結果”になっているかもしれんな。――――かつてお前が通っていた学院の”常任理事”としての”最後の情け”だ。ユミルに引き続き今回も”見逃してやる”。死にたくなければさっさとここから立ち去るがいい。―――ただし、”3度目”はないと思え。」

「……………ッ!オルディーネ!俺を中に入れてくれ!」

リウイの言葉を聞いて焦りの表情をして唇を噛みしめたクロウはオルディーネの中に入り

「――退くぞ、ヴァルカン、スカーレット、”神速”!悔しいがこの戦力差じゃ太刀打ちできねぇ!”パンダグリュエル”は諦めて帝都の状況を確かめるぞ!オルディーネ!”精霊の道”を発動しろ!行き先はヘイムダルだ!」

「承知シタ――――」

「わかったわ!」

「チッ、悔しいがしゃあねえな……!」

「ググググググ……ッ!”鉄機隊”の筆頭騎士たるこのわたくしが敵に2度も見逃されて背を向けて撤退するなど、屈辱ですわ……!申し訳ありません、マスター……!」

そしてオルディーネは自分の傍に駆け寄ったスカーレット達と共に”精霊の道”を使ってその場から消えた!



「これで邪魔者は中にいる兵士達だけか。―――総員、突撃!これより”パンダグリュエル”の制圧を開始する!行くぞっ!!」

「おおっ!!」

その後リウイ達は艦内にいる領邦軍の兵士や魔獣、人形兵器達を殲滅し、整備士やメイド等の非戦闘員は拘束した後地上に降ろして解放した。



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