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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第71話
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〜パンダグリュエル・甲板〜
「そらっ!!」
戦闘開始早々クロウはダブルセイバーを投擲するクラフト―――ブレードスローを放ち
「甘い!秘技――――」
リィンは攻撃を回避した後一瞬でクロウに詰め寄って斬撃を叩きこもうとしたが
「っと!」
クロウは斬撃が届くギリギリで回避行動に移り
「裏疾風!!」
「っ!」
戻ってきたダブルセイバーでリィンが放った斬撃波を防御した。
「燐の型――――沙綾紅燐剣!!」
「グッ!?」
リィンが解き放った飛燕剣の上位技を受けたクロウは怯み
「行くぞ――――朧!!」
「グアッ!?チッ………!」
一瞬で背後に現れて斬りつけたリィンの攻撃に悲鳴を上げた後リィンから距離を取った。
「やってくれるじゃねえか……!今度はこっちの番だ!空破――――」
「!!」
そしてクロウは一瞬でリィンに詰め寄って突きを放ち、リィンはそれを太刀で防御し
「絶掌撃!!」
「ハッ!!」
更に一瞬で背後に回ったクロウの突きをリィンは側面に跳躍して回避した。
「まだ、終わらないぜ!虎牙破斬!!」
「セイッ!ヤアッ!」
そこにクロウは斬り上げから斬り下ろしの2回攻撃を放ち、それに対してリィンは太刀を振るって攻撃を防御し
「見切れるか!?双幻乱舞!!」
「ハァァァァァッ!!」
ダブルセイバーでの乱舞技に対し、リィンは太刀を凄まじい速さで振るって全て攻撃を防御するか受け流した。
「オォォォ……クリミナル―――」
「そこだっ!妖の型――――沙綾身妖舞!!」
「グアッ!?」
乱舞技を終えたクロウが大きく振りかぶったその瞬間リィンは一瞬でクロウの背後へと駆け抜けると同時に高速で6回太刀を振るってクロウに斬撃を叩き込んだ。
「秘技――――百烈桜華斬!!」
「ハァァァァ……アークスラッシュ!!」
そしてそれぞれ強烈な薙ぎ払いを同時に放った二人の武器がぶつかり合った瞬間、衝撃波が起こり、二人はそれぞれ吹っ飛ばされたがすぐに受け身を取って同時に走りだして技を繰り出した。
「吹っ飛びやがれ!崩爆華!!」
「ハァァァァ……滅――――業炎撃!!」
クロウの闘気を纏った突きとリィンの炎を纏った斬撃がぶつかったその瞬間、威力に負けたクロウが吹っ飛ばされ
「二の型――――洸破斬!!」
「グッ!?」
その瞬間を逃さないリィンは神速の抜刀によって発生する衝撃波をクロウに叩き込み
「四の型・改――――滅・紅蓮切り!!」
「チッ!?」
続けてクロウの背後へと駆け抜けると同時に抜刀をして炎を纏った鎌鼬をクロウに叩き
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