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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
幕間〜メンフィルの大反撃〜 外伝〜メンフィルの怒り〜
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、メンフィルの民達はそれぞれの手を空へと掲げて辺りを轟かせる勇ましい雄たけびを上げた!



「――――ルーファス・アルバレアを処刑台に連行せよ!」

「「御意!」」

リフィアが背後に控えているシグルーンとエリゼに指示をすると二人はそれぞれ通信で誰かと連絡を取り合った。そして少しすると帝城の前に予め設置されてある処刑台にゼルギウスが現れ、更に両手両足を拘束されたルーファス・アルバレアがメンフィル兵達にゼルギウスの前に連行されて座らされた。



「民達よ!今から処刑する者はユミル襲撃を企てた主犯の長男であり、エレボニア帝国の内戦を起こした主犯の一人でもある!エレボニア帝国への”見せしめ”としてまずはその者を処刑するゆえ、その目でしかと焼きつけろ!」

「オォォォオオオオ――――ッ!!」

「殺せ!殺せ!殺せ!」

「メンフィルの怒りを思い知れ――――ッ!」

リフィアの言葉を聞いた民達は処刑台に座らされているルーファスを睨みつけて怒鳴り

「最後に言い残す事はあるか?」

大剣を鞘から抜いたゼルギウスは大剣を振り下ろす構えでルーファスに問いかけた。



「―――例え私がここで倒れようと、我が信念と誇りは決して滅びぬ!」

そしてルーファスはゼルギウスを睨んで叫んだその時!

「―――さらばだ。」

ゼルギウスは大剣を振り下ろしてルーファスの首を刈り取り、首が処刑台に落ちたルーファスの死体は処刑台に倒れた!



「―――”ユミル襲撃”を企てたヘルムート・アルバレアの長男にして貴族連合軍の”総参謀”――――”翡翠の城将(ルーク・オブ・ジェイド)”ルーファス・アルバレアにはこのゼルギウスが皆の怒りを背負い、裁きを与えた!」

「オォォォォォォォオ――――――ッ!!」

ゼルギウスが刈り取ったルーファスの首を掴んで民達に見えるように掲げると民達はそれぞれの手を空へと掲げて辺りを轟かせる勇ましい雄たけびを上げた!



「フフ、見事な演説でしたわ。さすがリフィア殿下ですわ。」

「―――お疲れ様。立派な演説だったわ。」

演説を終え、部屋に戻ってきたリフィアをシグルーンとエリゼが迎え、労いの言葉をかけた。



「………………――――次の”作戦”に向けて、準備は整っているな?」

労いの言葉をかけられたリフィアは少しの間目を閉じて黙り込んだ後目を見開いて真剣な表情で二人を見回して問いかけた。

「はい、問題ありませんわ。諜報部隊の者達が暗殺して、死体を処理した領邦軍の兵士や整備員等に変装して”パンダグリュエル”に潜入している兵達もいつでも動ける状態です。」

「リーシャ様が仕掛けて来た監視ビデオの様子を見る限りエリスもどこかに移動させられていな
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