3章 巴里は燃えているか
3章 巴里は燃えているか 突然の新婚旅行前編
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太正15年4月・・・
陸軍の建て直しから帰ってきた米田の一言で、直哉とさくらは急遽決まった新婚旅行で巴里に行く事に決まった。
直哉とさくらは新型機神桜武の最終飛行テストも、兼ねて空路で行く事となり、結果的に大神達より早く巴里に着いてしまった。
「巴里に着いたけど、これからどうするの?直哉君」
「とりあえず、神王は僕達を降ろしたら暫く機体を隠しておいてくれ」
「心得た」
「さてと僕達は巴里にある日本大使館に向かうよ」
「大使館に?」
「さくらちゃん今僕達は、正規の入国してないのはわかるよね?」
「うん」
「そんな時に事件に巻き込まれたら拙いよね」
「そうだね、直哉君」
「そんな時の為に大使館に後ろ盾になってもらう為に大使館に行くんだよ」
「成る程ね」
「それじゃ日本大使館に行こうか、さくらちゃん」
「うんそうだね、直哉君」
二人は日本大使館に向かった。
日本大使館・・・
「「失礼します」」
「おや直哉君じゃないのかい?」
「迫水大使お久しぶりです」
「久しぶりだね、直哉君。君がどうして巴里に来てるんだい?」
「えっとそれはですね・・・」
直哉は迫水に今までの事を伝えた。
「成る程成る程、相変わらずだね米田さんの無茶振りも、わかった君達の身元保証人になればいいんだね?」
「ええ、そうですね後僕達が帝国華撃団と言う事もまだ巴里華撃団の方々にも黙っていてください」
「それは、どうしてだい?」
「来月大神一郎がこちらに赴任するからです」
「成る程、わかった私の友人としてなら紹介してもいいかな?」
「それは構いません。真宮寺と言う苗字で紹介をしてくれれば、後どこかいいアパートありませんかね」
「おっとそうだったね、それじゃあ夕方ここに来てくれないか?君達を私の友人として、シャノワールに連れて行きたいから」
「わかりました」
「「それでは失礼します」」
「ああ、また後で」
そう言って直哉とさくらは、迫水大使と別れ、日本大使館を後にした。
「直哉君これからどうするの?」
「とりあえずいろんな所を回ろうよ、さくらちゃん」
「時間はあるんだからさ」
「そうだね直哉君」
そして直哉とさくらは、巴里の有名な所に見学をし、時には買い物や地元の人々と話をしていると、欧州で有名なサーカス団が来ていることを聞いた、直哉とさくらはサーカス団のテントがある場所に向かった。
そこで直哉とさくらは、とある人物と出会うのだった。
そのころ大神達は・・・
「大神さん、まだ巴里に着かないんですか?」
「ああ、あと3週間経たないと、巴里
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