予選 宝探しゲーム
よろしくお願いします!詩覇くん!
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見つからなくて...現実逃避してしまいました。」
稲葉「それでスケートを...なら、この腕輪あげるよ!」
誌覇「あ、それ僕が見つけたのに...
僕があげたかったのに...」
りす「え!?いいんですか?」
稲葉「いいのいいの♪もう時間がないから
早くはめちゃって!」
りす「あ、あのあなたじゃなくって、
誌覇くん、いいんですか?」
誌覇「僕はもちろんいいよ!」
りすが細い腕に大きい腕輪を通すと、
〈ポーン〉と、クリア音がした。
あんなに大きかったのに、
不思議とりすにぴったりのサイズになっている。
りす「ありがとうございます...
このご恩は一生忘れません...」
稲葉「いいのいいの♪じゃあ、そのお礼として、
俺達と一緒に行動しない?チームを組むんだよ!」
りす「チーム...誌覇くんとですか?」
稲葉「俺と誌覇とりすちゃんでだよ!」
りす「嬉しいです!誌覇くんがいいなら、
よろしくお願いします!」
稲葉「よーし!チーム稲葉結成ー!」
誌覇「なんでお前の名前なんだよ...
とりあえず宮永さん、お世話になります」
りす「は、はい!誌覇くん、よろしくお願いします!
あ、あと...りす、でいいです。」
誌覇「え...あ、はい。じゃあ、りすさんで...」
りす「な、名前...!で、でも!りすって呼び捨てで...」
誌覇「じゃあ、りすちゃんで。」
稲葉「話なげーよ...ぐだくだしちゃって。
進まねえじゃん」
その時、ピンポンパンポーンという音がなり、
アナウンス〈終了30分前です〉
アナウンスが放送された。
探すやら迷子になるやらで夢中で聞こえなかったが、
今までにもアナウンスはなっていたようだ。
誌覇「休憩室にいこう!
りすちゃん、休憩室までの道知ってる?」
りす「はい!案内します!誌覇くん」
誌覇の頭のなかに、一瞬悪い予感が横切る。
りす「ついてきてくださいねえええええ!」
案の定、クラウチングスタートでぶっちぎる。
残念ながら稲葉はついていけている。
誌覇「やっぱりねええ!」
泣きそうになりながら追いかける。
誌覇(僕...惨めだ...)
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