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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第65話(第一部終了)
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しょうか?」

エイリークの言葉が気になったアリサは不安そうな表情をし、クレア大尉は真剣な表情で尋ねた。

「―――そうだ。そしてその条約の中にはメンフィル帝国にクロイツェン州全土を譲渡する事や”アルバレア公爵家”の爵位剥奪も入っている。」

「ほえっ!?」

「ア、”アルバレア公爵家”の爵位剥奪って……!」

エフラムの答えを聞いたミリアムは驚き、マキアスは信じられない表情でユーシスに視線を向け

「……爵位剥奪とは一体どういう意味なのだ?」

「……―――爵位剥奪とは”貴族の爵位”を剥奪される――即ち”平民”に落とされるという事です。」

「…………っ…………!」

「ユーシスさん……」

不思議そうな表情をしているガイウスの疑問にクレア大尉は複雑そうな表情でユーシスに視線を向けながら答え、辛そうな表情で唇を噛みしめて身体を震わせているユーシスに気付いたエマは辛そうな表情をし

「エレボニア帝国に全面的に非があるとはいえ、幾ら何でもえげつなさすぎる内容じゃねぇのか……!?」

「それに”一部”と言う事はまだ他にもあるという事ですわね……」

トヴァルは厳しい表情でエフラム達を見つめ、シャロンは静かな表情で呟いた。



「――――!!エフラム皇子殿下、先程”クロイツェン州全土”と仰りましたがまさかその中には”レグラム”も入っているのですか!?」

「あ……」

「そ、そう言えばラウラさんの故郷―――”レグラム”はクロイツェン州に属していますね……」

その時ある事に気付いたラウラは血相を変えて声を上げ、アリサは呆け、セレーネは不安そうな表情をし

「当然入っている。」

「ちなみに条約の中には内戦に加担したエレボニア帝国の貴族達のメンフィル帝国への帰属は許可しないという内容もありますが、”アルゼイド子爵家”は中立の為、メンフィル帝国への帰属は許されていますから”アルゼイド子爵家”はそのままレグラムの領主であり続けられますから、その点はご安心下さい。」

「………………」

エフラムの後に答えたエイリークの説明を聞いたラウラは複雑そうな表情をした。



「……エイリーク皇女殿下。先程内戦に加担したエレボニア帝国の貴族達のメンフィル帝国への帰属は許可しないと仰りましたが……その者達はどうなるのですか?」

「――――メンフィル帝国領となったクロイツェン州にそのまま住みたいのならば爵位を剥奪して平民に落とし、それが不服ならエレボニア帝国に引き取ってもらい、エレボニア帝国領に住んでもらう事になります。」

「何ですって!?」

「い、幾ら何でも酷いよ……」

シュバルツァー男爵の質問に答えたエイリークの説明を聞いたサラ教官は厳しい表情で声を上げ、エリ
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