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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第64話
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ウイ陛下、エフラム皇子殿下達の仰っていた話は本当なのですか?」
フィーが呟いた言葉を聞いたルシア夫人は呆け、シュバルツァー男爵は信じられない表情でリウイに視線を向けて尋ねた。
「―――ああ。それより何故お前達がここにいる?お前達はアイゼンガルド方面に展開している貴族連合の部隊と交戦していたはずだが。」
シュバルツァー男爵の問いかけに答えたリウイはエフラム達に問いかけた。
「アイゼンガルド方面に展開している貴族連合軍ならとっくに殲滅したわよ、リウイお祖父様!」
「現在はアイゼンガルド方面にも陣を築き、貴族連合とゼンダー門方面に部隊を展開している正規軍による襲撃を警戒させています。」
「何ですって!?」
「アイゼンガルド方面に展開している貴族連合軍がメンフィル帝国軍に殲滅されただと!?」
「ゼンダー門方面と言う事は第三機甲師団と睨みあっているんだろうね〜……」
「ええ……これで第三、四の機甲師団がメンフィルによって動きを封じられる形になってしまいました……」
ターナとエイリークの説明を聞いたクロチルダとユーシスは信じられない表情で声を上げ、ミリアムが呟いた推測を聞いたクレア大尉は疲れた表情をした。
「フフッ、さすがはリウイ陛下や”幻燐戦争”で活躍した戦友達の血を受け継ぐ方達ですわね。」
一方ファーミシルスはエフラム達に感心し
「レンもエフラムお兄様達の妹としてもっと努力しないとね♪」
レンは小悪魔な笑みを浮かべて言った。
「厳密に言えば俺達にとってレンは”おば”と呼ぶべき存在なのだがな。この中で俺達と一応”兄弟姉妹”の関係であるのはツーヤとセレーネ、そしてリフィア姉上だが。」
「あ、兄上……時と場所を考えてから発言してください……」
「もう、エフラム!レンの事を言ったらプリネもそれに該当するじゃない!」
エフラムが呟いた言葉を聞いたエイリークは冷や汗をかいて呆れた表情をし、ターナはエフラムを睨んで指摘し
「タ、ターナお姉様。ターナお姉様もエイリークお姉様がエフラムお兄様に仰ったように時と場所を考えてから発言してください。」
ターナの指摘を聞いたプリネは冷や汗をかいてターナに指摘し
「え、えっと……ツーヤお姉様。エフラム皇子の仰った事は本当なのですか?」
「アハハ……うん、そうだね。養子の形とはいえあたしとセレーネはサフィナ義母さんの娘だから、リフィア殿下やエフラム皇子達にとってあたしとセレーネは一応”兄弟姉妹”の関係になるよ。」
戸惑いの表情をしているセレーネに尋ねられたツーヤは苦笑しながら答えた。
「グググググ……ッ!この私達を目の前に呑気に雑談をするとはどこまで私達を愚弄しているのです
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