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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第64話
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ガアアアアアアアアア―――――ッ!?な―――嘘だろうっ!?」

青年から放たれた矢は魔力と闘気によって巨大な矢と化し、二人が同時攻撃した場所に命中し、大爆発を起こすと何とオルディーネの片腕の関節部分は破壊され、関節部分が破壊された事によって片腕の一部が地面に落ち、オルディーネからはクロウの悲鳴と狼狽した様子の声が聞こえて来た!



「なああああああああっ!?」

「”騎神”の腕を生身で……」

「ひ、非常識にも程があるぞ!?」

それを見たデュバリィは信じられない表情で声を上げ、ガイウスは呆け、マキアスは疲れた表情で声を上げ

「何なのよ……何なのよ、貴方達は!?」

目の前の出来事や自分達の状況を現実と判断するのを否定したいかのようにクロチルダは悲鳴を上げるように声を上げた。



「フン、犯罪者風情が我が名を知れる事、光栄に思うがいい。我が名はヒーニアス。ヒーニアス・ナクラ・マーシルン。メンフィル王公領フレスラント領主”ナクラ公爵家”の跡継ぎにしてメンフィル皇子でもある”闇王”リウイ・マーシルンと”魔法将軍”リオーネ・ナクラの血を受け継ぐ者!そしてユミル防衛に派遣された部隊を率い、エレボニア帝国侵攻軍の将の一人でもある!」

「同じくターナ・ナクラ・マーシルン!ヒーニアスお兄様達と一緒にユミルを護る為とエレボニア帝国に”裁き”を与える為にこの地に参上したわ!」

弓を持つ青年―――ヒーニアスとペガサスナイト――――ターナはそれぞれ堂々と名乗り

「――――俺はメンフィル王公領セルノ・バルジア統合領主”ファラ・サウリン公爵家”の跡継ぎでありメンフィル皇子、エフラム・ファラ・サウリン・マーシルン。ヒーニアス達と共にユミル防衛の任とエレボニア帝国侵攻軍の将の一人としてこのゼムリアの地に派遣された者だ。」

「同じくエイリーク・ファラ・サウリン・マーシルン。ユミルの人々を護る為……そしてゼムリアに存在するメンフィル帝国領の平和を護る為にこの地に参上しました。」

白馬に跨り、それぞれ外套を纏っている青年―――エフラムは全身に覇気を纏って名乗り、同じく外套を纏っている娘――――エイリークは決意の表情で名乗った!

「えええええええええええっ!?」

「メ、メンフィル皇族の方達ですか……」

「しかもその名前の皇族の方達は以前シグルーン中将閣下の話にあった……!」

「エレボニア帝国侵攻の為に派遣される予定になっているメンフィルの皇族達か……!」

エフラム達が名乗り終えるとエリオットは驚きの表情で声を上げ、セレーネは呆け、クレア大尉とトヴァルは厳しい表情でエフラム達を見つめ

「……けどユミル防衛の為にも派遣されて来たって言ってたけど。」

「あ…………」

「…………リ
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