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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第64話
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か?」

「うふふ、まさかとは思うけどそんな玩具でレン達に勝てると思っているのかしら?」

オルディーネから聞こえるクロウの声を聞いたレンが不敵な笑みを浮かべ

「ハッ、幾らテメェらでも生身でコイツを相手にするには厳しいだろうが。」

「フン、舐められたものね。お望みならその鉄屑越しにメンフィルの”力”を思い知らせてやってもいいわよ?」

レンの言葉に答えたクロウの声を聞いたファーミシルスは鼻を鳴らして嘲笑した。



「―――いや、その役割は私達が引き受ける。」

するとその時青年の声がどこからか聞こえ

「何――――ガッ!?」

声が聞こえた方向にオルディーネが視線を向けると勢いよく放たれた矢がオルディーネの目の部分を貫いた!

「ええっ!?」

「矢で”騎神”にダメージを与えるなんて……!?」

「あ、ありえないわ……!一体誰がこんな事を……!」

それを見たエリオットは驚き、エマとセリーヌは信じられない表情をし

「―――あそこよ!」

サラ教官が視線を向けた方向にその場にいる全員が視線を向けるとシュバルツァー男爵邸の屋根の上に弓に魔力と闘気を込めた矢を番えている貴族風の軍装を纏った青年がいた!



「行け、ターナ!」

「了解、お兄様!」

そして青年が叫ぶと一騎のペガサスナイトが空から強襲し、オルディーネの足の関節部分に闘気と魔力を込めた槍を叩きつけた!

「ハァァァァァァァ……!!」

「グッ……!?」

ペガサスナイトの攻撃をその身に受けたオルディーネからクロウの苦悶の声が聞こえ、オルディーネに攻撃したペガサスナイトは空へと離脱し

「―――今よ、エフラム、エイリーク!!」

ペガサスナイトはユミル渓谷道方面に視線を向けて叫んだ!



「ああ!行くぞ、エイリーク!!」

「はい、兄上!!」

するとユミル渓谷道方面からそれぞれが跨る白馬を走らせ、槍を持つ青年と青年と容姿が似ている細剣(レイピア)を持つ娘がそれぞれの武器に闘気と魔力を込め、白馬を跳躍させてそれぞれの武器をオルディーネの片腕の関節部分に叩きつけた!

「”ファラ”の聖炎、その身に刻め!オォォォォ……!奥義――――真焔槍!!」

「”森の守護者”より受け継ぎし水の力、その身に刻みなさい!奥義――――蒼麗剣!!」

「グアアアアアアアアア――――――ッ!?」

凄まじい炎を纏いし槍と、猛吹雪を纏いながらも水も纏っているレイピアを同時に同じ場所に叩きつけるとオルディーネからクロウの悲鳴が聞こえたその時、弓に番えた矢に闘気と魔力を流し終えた青年は矢を放った!

「偉大なる先祖たちより受け継がれしこの力、その身に刻むがいい!ゼロ・アロー!!」


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