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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第62話
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り裂かれたブルブランは二人が斬撃を叩きこむと同時に駆け抜けた際に発生した闘気の爆発に呑みこまれた!

「う、美しい………!フ、フフッ、散るのは私の方だった、という事……か…………私に相応しい……最後……を………届けた………事……感謝……する…………」

全身血だるまになり、仮面も粉々に砕け散ったブルブランは酔いしれた表情でプリネ達を見つめながら絶命し、地面に倒れた!

「「……………………」」

ブルブランの絶命を見届けたプリネとツーヤはそれぞれ剣を一振りして剣に付着している血を飛び散らせた後静かな表情で武器を収め

「――――さらばだ、我が好敵手よ。来世にて再び会える事……心から祈っているぞ……」

アムドシアスは竪琴を取り出し、レクイエムを奏でた。



「プリネ……ツーヤ…………」

「アムドシアスさん……」

「お、お姉様……………」

「あ、あの”怪盗B”が殺されるなんて…………しかも僕達のクラスメイトに……」

「…………これも”戦争”か…………」

「「………………」」

「かつての仲間として、お二人のご冥福をお祈りしておりますわ。」

プリネ達の様子を見ていたアリサとセレーネ、エリオットは辛そうな表情でプリネとツーヤを見つめ、マキアスは信じられない表情でブルブランの死体を見つめ、ガイウスは目を伏せて静かに呟き、サラ教官とトヴァルは重々しい様子を纏って目を伏せて黙り込み、マクバーンが消滅した場所とブルブランの死体に順番に視線を向けたシャロンは静かな表情で祈りを捧げた。



「バリア、展開。」

「――――――」

エリゼ達との戦闘を開始したアルティナはクラウ=ソラスに物理攻撃の反射結界を展開させ

「アークス、駆動。」

更にオーブメントを駆動させた。



「秘技――――斬界剣!!」

走りながら闘気を太刀に溜め込んだエリゼはアルティナ目掛けて太刀を振り下ろした。すると結界がエリゼの攻撃を反射しようとしたが何とエリゼの太刀は易々と結界を切り裂いてアルティナを襲った!

「!?クッ……!クラウ=ソラス、防御を。」

「―――――」

斬岩剣の上位技であり、次元をも斬ると言われる八葉一刀流の剣技――――斬界剣によって結界が破壊された事に驚いたアルティナは咄嗟の判断で後ろに跳躍し、クラウ=ソラスが代わりにエリゼの攻撃を両腕で受けた。



「クラウ=ソラス、反撃を。」

「―――――」

「!!」

そしてエリゼはクラウ=ソラスの反撃を回避する為に後ろへと跳躍し

「ルミナスレイ、発射。」

アルティナは駆動を終えたオーブメントでアーツによる銀色のレーザーをエリゼに放った。



「貫け、烈輝の陣!レイ=
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