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焼き鳥ハイスクールD×D 〜 ちょいワルホスト系に転生した男 〜
初めての眷属は英雄のクローン
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さい。口を押さえててもわかるから。
「だからライザーの傍にいると落ち着く……」
「それも俺の眷属になりたいという理由の一つか?」
「(コク)……だから一緒にいる」
ふむ。どうするか。
呂布の俺の眷属になりたいという理由はわかった。初代様に言われたというのもあるだろうが、彼女は俺に初代様の影を見ているのだろう。封印されていた理由をネネに聞いている間、ずっと見られてた気がするし。
でもなあ、だからといってそれだけで眷属にするっていうのもなんか違うような気がする。
とりあえず彼女の使い魔であるネネにも意見を聞いてみよう。
「ネネはそれでいいのか?呂布はこう言ってるが…」
「ネネはいいですよ?あくまでネネは使い魔ですから呂布殿のご遺志に従うまでなのです。それによく考えれば呂布殿がライザー殿の眷属になれば利点もありますから」
「利点?」
なんだそれ?
「ライザー殿の眷属に呂布殿がなれば、もし仮に呂布殿がクローン技術の使われた存在だということがばれたとしても少なくとも表では手をだすことはなかなかできないはずなのです。少なくともライザー殿が呂布殿を引き渡そうとしないかぎりは」
「いや、そんなことするわけないじゃん」
俺に得があるわけじゃなし。大体俺政府中枢のあの年取った悪魔たちあんま好きじゃないんだよね。あくまで原作知識で実際に会ったわけじゃないけど。
俺のその言葉を聞くと、ネネは満足そうな笑みを浮かべた。
「なら大丈夫。ネネは賛成なのです!」
どうやらネネは呂布が俺の眷属になるのは賛成のようだ。
ふと呂布の顔を見ると、期待。そして不安の感情が込められた瞳でこちらをじっと見つめていた。
「……はぁ」
そんな目で見られたら俺が悪者みたいじゃないか。
最初から彼女を眷属にするのは別に嫌だというわけではなかったので、(むしろ心の中ではなってくれないかなあと思ってた)、俺は今まで座っていた椅子から立ち上がり、机の周りをまわって呂布の目の前に立つ。
皆の視線を感じながらも俺は彼女にむかって言葉を発した。最後の意思確認の意味も込めて。
「本当にいいんだな?」
「(コク)うん……」
「危険なことがあるかも知れないぞ?命を落とすこともあるかもしれない」
ちなみにこれは脅しじゃない。俺はレーティングゲームに出るつもりだし、いずれはぐれ悪魔の討伐にもだされるだろう。そしたら俺の眷属たちも戦いの場にでることになる。
しかし、そんな事を聞いても彼女の意思は変わらなかった。
「大丈夫…。私強いから…」
「俺が君を裏切るかもしれない」
「それはない」
彼女はゆっくりと口
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