機動戦艦ナデシコ
1334話
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ちは分からないではない。
軍人であれば、使用する兵器に求めるのは安定性だ。
魔法は兵器と言うよりは技術と呼ぶ方が相応しい能力だが、それだけに本職の軍人にとっては世界によって消費する魔力が変わるというのはあまり歓迎出来ないだろう。
魔法先生とか魔法生徒とかのように本職の魔法使いであれば、その辺はどうとでも出来るかもしれないが……高畑とかなら全く問題にならないような気がするし。
「ま、とにかく魔法を使えるようになるには結局のところ連合軍や連合政府が俺達との交渉の場に出て来て、無理な要求をしてこない……という前提条件があるんだけどな。もしそれを破るようなら交渉が決裂して、この世界と異世界間貿易の協定が結ばれるかどうかも不明だし」
そうは言うものの、実はこの世界と協定を結んでも色々と問題もあったりする。
何より最大の問題は、やむを得なかったとはいっても火星にゲートを設置してしまった事だろう。
つまりホワイトスターからナデシコ世界にやってきた人物は必ず火星に来る訳で、そして火星は俺達シャドウミラーが実効支配している。いや、する予定になっている。
そうなると、この世界の連合軍や連合政府にとっては少し面白くないだろう。
その辺についてどう解消するかってのもエザリアに話しておいた方がいいな。
システムXNで火星と地球を結ぶとか、そういう風に考えた方がいいのかもしれない。
「魔法……魔法か。私も魔法を使って、アキトと愛の魔法を……そうして生まれた子供は……きゃーっ! いやん、もうアキトったら。そんなのは少し早いわよ!」
「おい、ユリカ!?」
テンカワとミスマルの2人は変わらないな……
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