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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第58話
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た。
「フフ、リィンさんはエリスさんの件同様メンフィル帝国が必ず取り返しますのでご安心ください。」
するとその時聞き覚えのある女性の声が空から聞こえて来た!
「え……」
「こ、この声って……!」
声を聞いたセレーネは呆け、アリサは目を見開き
「―――上ですわ!」
「な――――」
「瞬迅槍!!」
デュバリィが空を見上げて叫び、上空にいる信じられない存在―――ペガサスに騎乗するシグルーンを見たクロチルダが絶句したその瞬間、上空にペガサスを滞空させていたシグルーンがクロチルダに向かって突進して聖槍で強烈な突きを放った!
「キャアッ!?クッ……何者よ!?」
咄嗟の判断で防御結界で攻撃を防御したクロチルダだったが、結界に伝わる凄まじい衝撃によって吹っ飛ばされて立ち直った後シグルーンを睨んだ。
「あら……フフ、二流魔術師の分際で今の攻撃を最小限に防ぐとは。腐っても裏組織の最高幹部と言った所ですか。」
クロチルダと対峙しているシグルーンが微笑んだその時レンやエヴリーヌ、エルフの女性の転移魔術によって現れたリウイ達が次々と執行者達や猟兵達、アルティナにそれぞれ奇襲し、執行者達はそれぞれ攻撃を回避した後リウイ達と対峙した!
「クク……まさかここでアンタが出てくるとはな。”英雄王”―――リウイ・マーシルン。」
「……………………」
好戦的な笑みを浮かべるマクバーンに見つめられたリウイは紅き魔剣『エドラム』を構えて静かな表情でマクバーンと対峙し
「な、No.2――――”剣帝”レオン=ハルト!?な、ななななななな、何故貴方がここに!?」
「フッ、騒がしいのは相変わらずのようだな、”神速”。」
自分を指刺して混乱しているデュバリィと対峙しているレーヴェは静かな笑みを浮かべた。
「ええええええええええええええっ!?」
「リウイ陛下!?リフィア殿下達まで一体いつユミルに……!」
「エリゼ……!?」
「レオン!?貴方まで……!」
「レオンハルト教官……!」
「プリネ……!」
「お姉様……!」
「しかもエヴリーヌどころか、”殲滅の姉妹(ルイン・シスターズ)”まで全員揃っている……」
リウイ達の登場にエリオットやシュバルツァー男爵、ルシア夫人は声を上げて驚き、クロチルダは驚いた後唇を噛みしめてレーヴェを見つめ、ラウラとアリサ、セレーネは明るい表情をし、フィーは呆けた。
「リ、リウイ陛下!?それにファーミシルス大将軍閣下達まで……!」
「おいおいおい……!メンフィルの腕利き達がほぼ勢揃いしている状態じゃねえか!一体どうなっているんだ!?」
「ったく、駆け付けてくるのが遅すぎよ。来る
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