第6話(1章終了)
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ほどと同じ攻撃――冥界波を放った!
「あいたぁっ!」
「うっ!」
「くっ!」
「きゃっ!」
「いやー!」
敵の攻撃をケビン達は回避できず、リタ以外はまた傷を負い、さらにユリアとリースが眠ってしまった!
「が、頑張って!!」
しかしティータがクラフト――バイタルカノンを放って自分を含めた味方全員の傷と状態異常を回復し
「魂をも凍らせてあげる………!氷垢螺の絶対凍結 !!」
リタは魔術を放って、敵の身体を完全に凍らせた!
「もう、しまいにしよか…………滅!!」
敵が動けなくなったのを見たケビンはクラフト――デスパニッシャーを放って、敵の身体をズタズタに斬り裂いた!
「究極奥義!マジだよこれ!!」
止めにマリーニャが敵の急所を見極め、一撃で瞬殺するクラフト――瞬殺の極みを放って止めを刺した!止めを刺された敵は叫び声を上げながら消滅した!
「よっしゃー、わたしやるーぅ♪」
敵の消滅を確認したマリーニャは短剣を収めて、口元に笑みを浮かべた。一方敵の消滅を確認したケビン達はリタを除いて、疲労が溜まっていたのかその場で蹲った。
「くっ……はあはあ………」
「あれが………本物の悪魔………」
「こ、怖かった…………」
「あんな魔物は異世界だけだと思ったが、私達の世界にも存在したのか…………一体………どういう場所だというんだ。」
戦闘が終了し、ケビンは息を切らせ、リースは暗い表情で呟き、ティータは安堵の溜息を吐き、ユリアは自分達がいる場所がどういう場所であるかを戸惑った。
「フウ……結構手強かったわね………」
「そうだね。もしかしたら上級魔族だったかもしれないね、今の魔物。」
一方ケビン達と違い、平気の様子のマリーニャは溜息を吐き、リタはマリーニャの言葉に頷いた。
「フフ………先が思いやられるな。」
その時ケビン達以外の声が聞こえてきた!声に驚いたケビン達が顔を上げると、そこには謎の異空間に巻き込まれる前に出会った謎の人物――仮面をつけた異形の男がいた!
「!!」
「あの時の………!?」
男に気付いたケビンとリースは真剣な表情をし、そしてケビン達は立ち上ってゆっくりと自分達に近づいて来る男に武器を構えて警戒した。
「君達が光に包まれた時に現れたという異形の男か………何者だ、名乗るがいい!」
リースの言葉を聞いたユリアは察した後、男を睨んで叫んだ。
「フッ…………名乗れと言うならまずは自分から名乗るのが礼儀というものではないか?王室親衛隊、大隊長……ユリア・シュバルツ大尉。」
一方ユリアに睨まれた謎の男は不敵な笑みを浮かべて答えた。
「…………………」
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