第3話(序章終了)
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ろ!くっ………何なんや一体………」
「「ん………」」
現状にケビンが戸惑っていたその時、2人は目を覚まして、起き上がった。
「………ケビン………?それにリタさんも………?どうしてここに………」
「それは私も言いたいですよ………」
「ふう………目ぇ醒ましたか。気分はどうや?吐き気とかあるか?」
目を醒ました2人を見たケビンは安堵の溜息を吐いた後、状態を尋ねた。
「私は”霊体”ですから、体調の心配は無用です。」
「………私は気持ち悪い。」
可愛らしい笑顔を見せているリタとは逆にリースは顔を顰めて呟いた。
「ホ、ホンマか!?」
リースの言葉を聞いたケビンは慌てたが
「お腹空きすぎて。もう限界………さっき買ったパンを食べさせてもらう。」
「ガクッ………気持ちはわかるけど!それより先に疑問に思うことあるやろ!」
「フフ………エステルとはまた違ったマイペースな方ですね。」
次のリースの言葉を聞いて脱力し、リタは微笑んでいた。
「む………食は全ての基本なのに………。………!………そういえば。あの変な男が現れて”方石”が真っ白に輝いて………それで………」
「ああ………わからない事だらけや。それに………周りを見てみい。」
「………………石造りの書架…………遺跡の中………?ううん、それにしては………え…………」
「この空間は”裏”の”四輪の塔”の時の………!」
ケビンに促されたリースとリタは謎の空間―――”裏”の”四輪の塔”にあった謎の空間によく似た異空間に驚いた!
「………参ったな。思った以上に………面倒な任務だったみたいや。」
2人が驚いている中、ケビンは真剣な表情で溜息を吐いた。その後ケビン達は謎の場所の探索を始め、謎の場所は”隠者の庭園”という場所である事、そして場所の名前が書かれた石碑でケビン達が相談していると”方石”は輝き始めた。するとケビン達のクオーツが全て破壊されるというとんでもない出来事があったが、その代り謎の声が突如聞こえ、謎の声に従って方石を石碑にかざすと、石版を含めたさまざまな場所が光り輝き始め、場所によったさまざまな施設が使えるようになった。そしてケビン達はさまざまな施設を使って装備やクオーツ等を整えた後、全ての施設を回った後、同時に現れた光の壁がいつの間にかなくなり、
壁の先にあった光の法陣の前に来た。
「色々驚く事はありましたが………どうしますか?あの中に飛び込みますか?」
法陣の前に来たリタはケビン達に尋ねた。
「せやな。どの道オレらにそれ以外の選択肢はない。あ、でも2人はここで待ってて――」
リタの言葉にケビンは頷いた後提案したが
「………………」
リー
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