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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第49話
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!」

リィンの言葉を聞いた後すぐに察して頷いた様子の声が聞こえた。するとヴァリマールは跳躍し、アリサ達の傍に着地した。



「へっ!?」

「……!?」

「リィンさん……!?」

ヴァリマールの行動にエステル達は驚き

「エマ、手伝いなさい!”精霊の道”を開くわ!」

「ええ、わかったわ……!ヴァレフォルさん、戻ってください!」

セリーヌの声を聞いたエマは魔導杖を取りだして集中し始めた。するとヴァリマールの足元に魔法陣が現れた!



「これは…………転位の術!?」

「いいわ、このままトンズラするわよ!戻りなさい、バルディエル!」

「エステル、僕達も!」

「うん………!」

そして仲間達は次々とヴァリマールに駆け寄った。



「ま、待つのだ、ユーシス!勝手な事は許さん……!戻ってくるがいい!!」

その様子を見たアルバレア公爵はユーシスを制止しようとしたが

「……しばし、おさらばです。兄上にもよろしくお伝えください。願わくば、ユミルのような無法をこれ以上犯しませぬよう……―――アルノー。一刻も早くメンフィル帝国に謝罪と説明しなければ、アルバレア公爵家―――いやエレボニア帝国が滅亡する事は間違いないだろう。アルバレア公爵家―――エレボニア帝国が大切なら、無理だとは思うが父上にせめてメンフィル帝国に”自首”するよう説得してくれ。」

ユーシスは制止の声を無視して恭しく礼をした後執事に視線を向けた。

「ユーシス様…………」

「待て……!待てと言っているのだ!私の命令が聞けぬのか、ユーシス―――――ッ!!」

そしてアルバレア公爵が怒鳴ったその時!

「――――愚か者!子供は親の道具ではありません!これは自らの”欲”の為に多くの人々を傷つけた貴方への”神罰”です!」

まだヴァリマールに近づいていないエイドスが神槍に膨大な霊力(マナ)を溜め込み

「七耀よ、其の力を解き放て!セプトブレイカー―――――ッ!!」

神槍から極太の虹色のレーザーを放った!

「な――――グアアアアアアアアアアアア――――――――ッ!?」

「だ、旦那様!?しっかりなさってください!?」

エイドスが放った神槍に溜め込んだ”七耀脈”の霊力(マナ)を解き放つクラフト―――セプトブレイカーをその身に受けたアルバレア公爵が身に纏う豪華な服は焼き焦げ、またアルバレア公爵自身も全身に重傷を負った状態で気絶し、執事は慌てた様子でアルバレア公爵の手当てをし始めた。



「ユーシスさんに免じて手加減はしておきました。我が”神罰”が”その程度”で済んだ事をユーシスさんに感謝しなさい!本来でしたら、塵も残さず消し飛ばしていたのですよ!」

クラフトを放ち終
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