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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第48話
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バレア公爵家”が取り潰しになる事は間違いないでしょうね………)
アルバレア公爵に伝えたユーシスの話を聞いたリィンは嬉しそうな表情をし、ヨシュアは静かな笑みを浮かべ、エステルは複雑そうな表情をした。
「くっ、痴れ言を……!やはり貴様などを公爵家に迎え入れたのは失敗だった!―――来るがいい、クロイツェンの騎士たちよ!」
アルバレア公爵が叫ぶと機甲兵の部隊と装甲車が現れた!
「おいでなすったわね……!」
「機甲兵……!オーロックス砦の部隊か!」
「見た事のない機体もいるわ……!」
「あれは……メンフィル帝国軍にあった”新型”……!」
「ったく、学生相手にあんなものまで持ち出すなんて、相変わらず
大人気
(
おとなげ
)
ないわね〜。」
「―――油断しないで、エステル。”パテル=マテル”と比べればスペックは大した事ないだろうけど、それでも脅威だよ。」
機甲兵達の登場にリィン達が驚いたり警戒している中、呆れた表情をしているエステルにヨシュアは警告した。
「……白けちまった。あとは好きにやってくれ。」
するとその時呆れた表情で呟いたマクバーンは炎に包まれてその場から消え
「あ、あなたはもう……!」
デュバリィも続くように光に包まれ、その場から消えた。
「―――リィンさん!」
「ああ……!」
「どうやら出番みたいね!」
「ここが正念場、お願いします、リィン様。」
「……………………」
「ちょっ、エイドス!?」
「ま、まさかとは思いますけど……」
仲間達がリィンに注目している中、詠唱を開始しているエイドスに気付いたエステルは慌て、ヨシュアは冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「来い――――”灰の騎神”ヴァリマール!!」
「応――――!」
そしてリィンの呼びかけに応じたエペル街道に待機していたヴァリマールは跳躍して飛行し、領邦軍の前に着地した!
「灰色の騎士人形……!双龍橋の部隊を邪魔したという忌々しい機体か……!」
ヴァリマールを見たアルバレア公爵は怒りの表情をすると共に手柄を手に入れる機会が廻ってきた事に興奮した。
「これが”灰の騎神”……!」
「”巨いなる騎士”……トリスタの攻防戦以来か……!」
一方サラ教官は目を丸くし、ヴァリマールの力を知っていたユーシスは静かな笑みを浮かべた。
「あの時以上の
霊力
(
マナ
)
の高まり……!」
「フフ……何という風格だ……!」
ヴァリマールの霊力が以前以上に高まっている事を感じていたエマは驚き、ラウラは静かな笑みを浮かべた。そしてアイドスはリィンの太刀に戻り、リィンとセリーヌがヴァリマールの中に入るとヴァリマールは
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