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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第47話
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「……やはり、メイドは戦う存在なのか。」

「ええい、だから違うと言っている!エリゼとそこのメイドが特別なだけだ!それ以前に今は戦闘中なのだから気を引き締めろ!!」

「というか、どこでそんな訳のわからない技と魔術を教えた人達と出会ったのよ〜〜〜!?」

ガイウスが呟いた言葉を聞いたユーシスは呆れた表情で声を上げ、アリサは疲れた表情で声を上げた。



「うふふ、そんなにお会いしたいのでしたら、今すぐお呼びいたしますわ。」

「へ。」

そしてシャロンの言葉にアリサが呆けたその時

「―――主に仕える事を史上の喜びとする我が”同志”にして”友”達よ!今、ここに来たれっ!”エウシュリー”!!」

詠唱をしたシャロンが天を見上げて叫んだ。すると突如空間が裂け、裂けた場所から4人の天使族のメイドの服を着た謎のメイド達が現れた!



「随分懐かしい声が私達を呼んでいると思ったら、貴女でしたか〜。」

「うふふ、お久しぶりですわエウシュリー様。」

「もう、私の名前は”エウシュリーちゃん”だって何度言えばわかるんですか〜?」

桃色の髪の天使族のメイド―――エウシュリーちゃんはシャロンの言葉を聞くと困った表情をし

「ブラックエウシュリー様とアナスタシア様もお元気そうで何よりですわ♪」

「ズルズル…………私の名前も……モグモグ……いい加減覚えて。私の名前は”ブラックエウシュリーちゃん”。」

「えへへ〜……お久しぶりです、シャロンさん〜。」

黒い翼の天使―――ブラックエウシュリーちゃんは片手に持つ謎の入れ物に入っている麺らしきものを食べながら指摘し、バケツを持った蝙蝠のような翼を背に持つメイド―――アナスタシアは無邪気な微笑みを浮かべ

「エウクレイア様―――いえ、エウクレイアさんも壮健そうで何よりですわ。」

「…………………………」

金色の翼を持つ天使のメイド――――エウクレイアさんは無言でありながら、口元をわずかに笑みに変えてシャロンを見つめた。



「………………………」

「て、天使のメイド……?」

「油断しちゃダメよ!そいつら全員、見かけとは裏腹にとんでもない霊力(マナ)を秘めているわ!」

「何なのだ、奴等は…………」

「へえ?4人共可愛いワね♪」

「フフ……シャロン殿の凄さには慣れたつもりだったが、さすがにこれは度肝を抜かれたな……」

「フフッ、相変わらずだな。」

一方エウシュリーちゃん達の登場にリィンは口をパクパクさせ、エマは戸惑い、セリーヌは警告し、ユーシスは呆れた表情をし、ヴァレフォルは興味ありげな表情をし、ラウラとガイウスは苦笑し

「うふふ、お嬢様?こちらの方々が先程の話にあった私の”同志”にし
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