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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第46話
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ィは慌てた様子でラウラを睨んだ。



「……言動はともかく凄まじい使い手みたいですね。」

「ええ、”執行者”ではないものの達人クラスの腕前ですわ。あちらに控えている方は正直、次元が違いますけど……」

リィンの言葉に頷いたシャロンは不安そうな表情で男に視線を向けた。


「コホン……ま、まあいいですわ。折角ですし貴方のほうも名乗って差し上げると―――って、まだそんな所にいたんですの!?」

シャロンの言葉を聞いたデュバリィは隣に視線を向けたが自分の遥か後方にいる事に気付き、信じられない表情で叫んだ。

「ふわああっ……その程度の敵ならお前さん一人で十分だろ?」

「ああもうっ……No.Tの貴方がそんな事でどうするんです!?」

男の答えを聞いたデュバリィは呆れた表情で声を上げた。

「な、No.T……?」

「シャロンやレオンハルト教官達と同じ―――”執行者”のナンバー!?」

「し、しかもNo.Tって、あのレーヴェより上じゃない!」

「”No.T”を冠していると言う事は相当お強いのでしょうね……」

一方デュバリィの叫びを聞いたエマは戸惑い、アリサとエステルは驚き、エイドスは真剣な表情で男を見つめた。



「ええ……わたくしのナンバーは”\(ナイン)”でヨシュア様のナンバーは”]V(サーティーン)、そしてレーヴェ様のナンバーは”U(ツー)”。ナンバーは執行者の強さを示すものではありませんが……それでも彼は特別――――”結社最強”と言っても過言ではありません。」

「……彼と渡り合える結社に属する人は恐らくもう一人の”結社最強”にして”第七柱”―――”鋼の聖女”くらいだと思う。」

「ハハ、”鋼”とどちらが上かは試した事がねぇけどな。さっきのレースは悪くなかったしちっとは相手をしてやるか。」

シャロンとヨシュアの言葉を聞いて不敵な笑みを浮かべた男は跳躍し、デュバリィの隣に着地した。



「俺はマクバーン―――”劫炎(ごうえん)”なんて呼ばれている。うだうだ問答するのは面倒だ。相手をしてやるから―――とっととかかって来な。」

男―――マクバーンは名乗った後自分の足元から黒い”何か”を噴き出し始めた!



「っ…………!?」

「こ、この凄まじい気当たりは……」

「”焔”…………!?」

マクバーンの様子を見たリィン達は警戒の表情でそれぞれの武器を構え、デュバリィも続くように自分の武装―――大剣と盾を取りだして構えた!



「フフ、参りますわよ。我がマスターより授かりし神速の剣―――とくと喰らいやがれですわ!」

「ま、こんな場所までわざわざ付き合ったんだ。一分くらいは保ってくれよ?」

「嘗めるな……!」

デュ
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