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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第46話
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それにしても”影の国”の話は聞いていますが、まさか私の偽物までいたなんて……!しかもよりにもよってNo.2に敗北をしたなんて屈辱ですわっ!それと”ブレイサーロード”!人が話している最中に割り込まないで下さい!”剣聖”はそんな事も教えなかったのですか!?」
デュバリィは口をパクパクさせた後怒りの表情で怒鳴り、エステルを睨んだ。
「あ、ごめん。あたしの事はいいから話を続けていいわよ。確かラウラさんが気になっている話―――”槍の聖女”や”鉄騎隊”関連よね?」
そして素直に謝罪して話の続きを促すエステルの行動にその場にいる全員は冷や汗をかいて脱力し
「エ、エステル……」
「そこで謝った上説明を続けるように促したら、一番いたたまれないのは彼女の方だと思うのですが……」
ヨシュアは冷や汗をかいて表情を引き攣らせ、エイドスは苦笑しながら指摘してデュバリィを見つめた。
「その可哀想なものを見るような目で私を見るのは止めなさい!…………コホン、話を戻しますが……”アルゼイド”の娘!どうやら私達の事を気になってようですが……―――絶対に教えてあげませんわ!」
そしてデュバリィは必死の表情で叫んだ後気を取り直し、得意げな表情でラウラを見つめた。
「なっ……?」
「アハハ、せいぜい悔しがるといいですわ!そして、気になって気になって夜も眠れなくなればいいのです!ふんっ、ざまーみろですわ!」
「えっと……」
「……なんだ、この女は。」
「その……貴女は世界の裏で暗躍している組織に所属している方なのですよね?」
幼稚な発言をするデュバリィに冷や汗をかいて脱力したエマは戸惑い、ユーシスは呆れ、エイドスは戸惑い
「うーん……ギルバートとは違った意味で”結社”に向いていない人ね。」
「エ、エステル……さすがに彼女をギルバートと比べたら、彼女が可哀想すぎだよ。彼女、ああ見えても”結社”を抜ける前のレーヴェ相手に一本取った事もあるそうだよ?(まあ、レーヴェの話では100本中1本だそうだけど……)」
エステルの言葉を聞いたヨシュアは疲れた表情で指摘し
「な、な、な……っ!?”ブレイサーロード”!どこまで私を愚弄するつもりですの!?それとNo.]V!誰が”ああ見えて”ですか!?貴方は私を何だと思っているのですか!?」
二人の会話を聞いていたデュバリィは口をパクパクさせた後、二人を睨んで怒鳴った。
「フム……話の腰を折るようで悪いが、私はそこまで気にしていないが。教えたくないのであれば敢えて問いただすつもりはないが。」
「ちょ、ちょっとお待ちなさい!本当は知りたい筈なのに何を余裕ぶっているんですの!?」
ラウラの口から出た予想外の答えを聞いたデュバリ
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