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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第45話
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だ。」
「ああ……なんとか勝てたみたいだ。正直、ギリギリだったが。」
「……そうか。」
「ム〜……滅茶苦茶見たかったわ〜……二人の勝負……」
「ハハ……駆け付けるのが少し遅かったね。」
「きっと素晴らしい勝負だったのでしょうね……」
二人の答えを聞いたラウラは静かな笑みを浮かべ、頬を膨らませるエステルの様子をヨシュアは苦笑しながら見つめ、エイドスは微笑ましそうに二人を見つめ
「じゃ、じゃあ……!」
ある事を察していたエマは明るい表情をした。
「……馬術、そして剣術。現時点での俺が持つ”力”は全て出し切った。だが、それ以上に―――お前達の力と意志が強かったことだろう。それを確かめられた以上、もはや迷いはない。今の俺が進むべき道は―――お前達と共にある。」
「ユーシス…………」
ユーシスの答えを聞いたリィンは嬉しそうな表情でユーシスに近づいて手を差し出し
「―――行こう、一緒に。この内戦と内戦において”Z組”として答えを見出すために……そして、あいつに―――クロウのいる場所に届く為に!」
「ああ……任せておくがいい。このユーシス・アルバレア―――今より”Z組”に合流しよう。俺なりの”アルバレア”のあり方を父や兄に示すためにも……!」
ユーシスはリィンの手を取って立ち上がった!
「やれやれ、見てるこっちが恥ずかしくなってくるわ。」
「ううん、そういうのも含めて私達”Z組”なんでしょう。」
「ふふっ、本当にね。」
「ああ……これがオレ達だろう。」
「共にぶつかりあって初めてわかることもある。私もこの学院生活で身をもって学んだからな。」
「えへへ……ちょっと羨ましいわね。」
「ええ……私も後数年若かったら皆さんと一緒に学生生活を過ごしたかったです。」
Z組の様子をエステルとエイドスは微笑ましそうに見守り
(あ、後数年若かったらって…………)
エイドスの言葉を聞いたヨシュアは冷や汗をかいて表情を引き攣らせたが
「ヨシュアさん?何か余計な事を考えていませんか?」
「いえ、何も考えてないです。(やっぱりエステルの先祖だけあって、鋭すぎだよ……)」
威圧を纏ったエイドスに微笑まれ、疲れた表情をした。
「うふふ……これで現時点で集まれる”Z組”が全員揃ったわけですわね。これからの事ですが――――」
「フッ―――そうは問屋が卸しませんわ!」
シャロンが提案しかけたその時、娘の声が聞こえて来た!
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