【ソードアート・オンライン】編
141 事件の顛末とか
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それ以来、私によくしてもらってます」
(……あ、多分これバタフライエフェクト≠セ)
真人君が助けた少女が朝田 詩乃≠助ける>氛汞偶然≠ニ捨て置くのは簡単だが、ボクは何となく運命染みたもの感じた。……いきなり閉口しボクを不審に思ったのか、今度は朝田さんが口を開く。
「私からも訊かせてもらって良いですか?」
「まぁ、何を訊きたがっているかは何となく判るけど──良いよ、ボクに答えられる事なら何でも訊いてくれ」
「結城さん──貴女は彼≠ニ、どういった関係ですか」
朝田さんの声はやけに緊張味を帯びていることから──朝田さんもまた、懇意にしている先輩の反応を見て、桃原さんが真人君に抱いている感情に気付いたらしい。
……人の機微に聡いと云う訳でもないボクだが、好きな人が女の子をタラシこみました>氛氓ニな、女子に標準装備されている勘≠ュらいは、さすがに元・男≠ナも働く。
「恋人だよ」
「そう、ですか」
簡潔に述べたら、朝田さんは撃沈。……同時に、隣から感じていた修羅場オーラ≠ェいつの間にやら消えている事に気付く。真人君は得意の──前世≠謔閧熬B者になっている口先三寸で桃原さんを丸めこんでいたのだ。
……その後、何故か朝田さんと仲良くなった──ある冬の昼下がりの出来事だった。
SIDE END
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