【ソードアート・オンライン】編
141 事件の顛末とか
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私でも判ってしまう。数日前まで私をストーキングしていたのは新川君だったのだと云う事に…。
「……刑事さん、訊いていいですか?」
「答えられる事ならなんでも」
「……13日か14日──どっち≠ナすか?」
そう訊いてみれば刑事さんは一瞬だけ瞠目する。……ほんのちょっとだけだが、溜飲が下がった。
「……誰かから聞いた?」
「いえ、12日までは誰かに尾行されている様に感じていたのですが──それが15日になった途端に無くなったので…」
「……まぁ、そこまで気付いてるなら教えても良いか、主犯も捕まってるから捜査状況云々〜≠燒ウいしね。……12月14日の明朝に殺人未遂≠ナね。襲おうとしていた被害者に三人共々&゚らえられて、そのままその被害者に110番通報されて三人一緒に御用≠ウ」
「え──三人=H」
「うん、個人情報の関係上名前はちょっと出せないけど──凄いよね。徒手で──しかも凶器持ち℃O人を軽傷を負うだけで取り押さえるなんて」
三人の凶器持ちを軽傷を負うだけで取り押さえる>氛汨ス少気になったが、私の精神衛生上触れてはいけない(アンタッチャブル)>氛氓ンたいな気がしたので敢えてスルー。
「自分で犯罪行為を唆しておいて現場≠ノ向かうのはいただけないが──白兵戦の能力だけなら教導官として、ぜひ警視庁に欲しい逸材だ」
そんな風に語っている西脇刑事を尻目に、ストーカー行為に悩まされていた私は漸く安堵の息を洩らせた。
SIDE END
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
SIDE 升田 真人
「もう終業式──もとい年の瀬だな」
「だねー」
12月20日──昨日よりも一段と気温が低くなっている12月21日。乃愛と二人仲良く息を白くしながら学校からの帰り路を歩いていた。さっき乃愛へなんと無しにこぼした通り、今日学校で行われたのは終業式だけで、授業が無かったので帰りも早い。
俺や乃愛達が通っているカウンセリング学校≠ヘ、こう──悪く云ってしまえば高等教育修了≠フ認定証を垂れ流すだけの学校に近い。……前世や前々世から数えると2回3回≠ニ高校に通う事になった俺と乃愛にとっては。
……が、しかし実を云うと俺にしろ乃愛にしろ学園生活を苦に思っている>氛氓ニ云う訳でもなかった。高校に通うのが2回目≠ネのは伊達じゃないし、勉強≠サのものより教師の教え方を比較したりしていると、中々授業と云うのも楽しめる。
2回目の学園生活≠謳歌しているそんな時だった。
……喧騒の中から聞き覚えのありすぎる名前≠耳にしたのは。
――「で、最近──BoB≠ェ
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