【ソードアート・オンライン】編
141 事件の顛末とか
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作だった。
(はぁ…)
1つ訂正しておきたいことが出来た。……さっきは銃≠多少なりとも克服したあの日から四日目の日≠ナしかなかない>氛氓ニは述べたが、今となってはそれを〜〜〜でしかなかった>氛氓ニ、とりあえずそんな風に過去形に直す事から始めた。
………。
……。
…。
校長先生からお茶を貰いながら話を聞くに、どうやら西脇刑事は、さっき自分で言ったように、私をどうこうしようとこの学校に来たわけではなく、ただの事情聴取に来ただけらしい。
……直截家に来なかったのは、私に必ず会えるタイミングが学校だと思ったから≠ニの事。
アパートではなく学校に来てくれたお陰で──なおかつ、担任経由で呼び出しをしてくれたので、ご近所やクラスメイトに変な噂を立てずに済んだ。……そこらの気遣いには感謝である。
閑話休題。
朝田 詩乃>氛沁рターゲットとして狙った殺人鬼が逮捕された$シ脇刑事の話を簡潔に纏めれば以上の様で。
未だに命を狙われていた≠ニ云う実感が無いので、我が家を特定していて──かつ、命を狙っていた犯罪者が捕まったと云う話なら、他人事では無いのでとても喜ばしい話だと思う。
……しかしそこで、ちょっとした恩人かつ同級生が絡んでいる>氛氓サんな事実が浮き足立ちそうになっていた私の心を翳らせる。
「新川君が…」
「……家宅捜索して判ったことだけどね…」
思わぬ人種≠ナある刑事から、ちょっとした恩人≠ナある新川君の名前が出てきたので文字通り[仰天]してしまう。よく云われている晴天の霹靂≠ニは、正にこの事だと実感する。
……感情が事実を事実として認めようとしないが──校長先生が得も耐え難い様な表情をしている事から察するに、新川君が捕まったのは本当らしい。
新川 恭二=Bドロップアウトボーイ>氛氓ニ、口さがない人達はそう彼を囃し立てるが、私はその男の子に一度だけ、カツアゲされそうになった場面を助けられた事がある。……話を聞くに新川君も【GGO】ユーザーだったらしく──一緒に【GGO】をプレイしたこともある。
……だから、どうにも私を殺そうとしていた殺人鬼のグループ≠ノ加担していたとは思えない。今でも何かそうしなければならない@摎Rがあったはず>氛氓ニ、頭の中でロマンチストなもう一人の私が囁いている。
「それに──こんなモノを見付けたんだ」
「これは…っ」
西脇刑事はそんな甘い私の思考にトドメを刺すかのごとく、私が写っている──明らかに盗撮された写真を机の上に並べる。……そこまでくれば、もう鈍い
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