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天才少女の月旅行
間桐と遠坂
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協力しあえた頃だったな」

















ある紛争地帯で間桐雁夜と遠坂時臣は1人の女性に出会ったという

その女性自身にウィザードとしての才能はあまりなかったが母体としての…優秀なウィザードを産む能力の高さが突出していたという


間桐雁夜と遠坂時臣はその女性に恋をした



告白をしたのは遠坂時臣だった



間桐雁夜はそれでいいと思った


遠坂時臣なら彼女を必ず幸せにできるだろうと

やがて2人の子供が生まれた

遠坂凛と遠坂小春

どちらも高いウィザードとしての才能を持っていたという


やがてその女性の才を聞きつけた西欧財閥の者達と争いになった




始めこそ優勢だったが徐々に押され追い詰められた


遠坂時臣は遠坂凛のみを連れて逃げたという


間桐雁夜は遠坂小春とその女性を守り戦ったが最終的に2人は連れて行かれたらしい



そのことで遠坂と間桐は争い合うことになったという


生き残った遠坂凛はそのことが原因で今のようになったらしい





連れ去られた2人がどうなったのか……長い間、間桐雁夜は知らなかった



知ったのはつい最近その女性の居た紛争地帯へたまたまもう一度行くことになりそこで2人の名前の刻まれた墓標を見つけたという




「あぁ、その2人ね……」

「知っているのか!」

実際には合ったことも見たこともないが記録で見たことのある名前だ


「連れ去られた数日後には亡くなったんじゃないかな?」

「なんだと!?」

「間違いないと思いますよ」

「一体何をされた!!」

声を荒立たせる間桐雁夜

「確か表向きには病死、実のところは娘さんの方は人体実験の材料の犠牲になったとか、母親の方は自殺したらしい母体としてしか扱われてなかったからその方がマシだったのでしょうね」

「…………そうか」


間桐雁夜はそのままふらふらとどこかへ歩いて行った






朝食を済ませて図書室でスパルタ王についての本をいくつか熟読する

「そもそもスパルタ王についての記述なんてほとんどないじゃないか……」


スパルタが成立したのは紀元前


突出してみられるのは

トロイア戦争
ペルシア戦争
ペロポネソス戦争

その中でも名のあるのは


メネラオスとレオニダス1世だ


メネラオスは不死の存在としてエリュシオンで暮らしているともされているので英霊の座にいるかは微妙なところか

つまり金髪ドリル…じゃないルヴィアのサーヴァントはレオニダス1世か?


レオニダス1世の討
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