暁 〜小説投稿サイト〜
真似と開閉と世界旅行
探索開始〜
[6/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
・・・』

Kainsの文字にしっかり横線が引かれていた。

「サキ、どう?」

俺は首を横に振る。

「・・・グリムロックさんは?」

「生きてるわ。それで・・・」

「ああ、死亡時刻は(サクラ)の月二十二日、十八時二十七分・・・俺達が食事してたのと一致してるよ」

「そう・・・」


俺達は取りあえず外に出て、転移門まで移動する。

「・・・グリムロック氏を探すのは、明日にしましょう」

「そうだな・・・」

俺は息を吐く。

「じゃ、今日は解散か。明日は?」

「明日は、朝九時に57層転移門前で集合しましょう。寝坊しないでちゃんと来るのよ」

まるで姉のようにアスナはキリトに言う。・・・姉のように・・・か。

「解ったよ。お前こそちゃんと寝とけよ。何なら、また隣で見てて・・・」

「いりません!」

「・・・ハラスメントコードで捕まっちまえ」

俺とアスナは位置を指定してから転移門に飛び込む。

「サキはどうするの?家に来る?」

「いや、今日はまっすぐ家に帰るよ」

「そう・・・じゃあ、気をつけて帰ってね」

「アスナもね。何なら送っていくけど・・・」

「そうしたらサキが遅くなるし・・・わたしは大丈夫よ」

「そっか・・・うん、わかった。また明日」

「ええ、お休み」



















































































「ただいまー・・・」

「遅いわよ」

「う・・・」

家に帰ると詠が椅子に座って待っていた。

「もしかして・・・怒ってます?」

「いきなり飯食いにいくから先帰ってろ・・・なんてメッセージでボクが納得すると思ったの?」

「あはは・・・」

「それと、その後にも事件が起きた・・・って・・・とにかく説明してもらうわよ」

「・・・リパル、頼む」

『うええ!?ま、まあいいッスけど・・・』


話をしてしばらく・・・

「・・・明日はボクも行くわ」

「・・・まあ、いいけど」

「ちょっと気になるのよ。ボクも軍師だし、たまには軍師らしいことしないと」

『最近戦闘タイプッスもんね・・・』

「・・・でも、強くなれたのは嬉しい気がするわ」

「え?」

「恋の気持ちが分かる気がするのよ。・・・咲と肩を並べられることの嬉しさが・・・」

「詠・・・」

「ボクは軍師だから・・・ずっ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ