episode9
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ーニング・サポーター〉はシンクロ素材となった時、デッキからカードをドローする。 よって、3枚ドロー!」
「ここでドロー加速ですか!」
「これだけでは終わらせない! まずは〈ロード・ウォリアー〉の効果を発動し、デッキからレベル2以下の戦士族または機械族モンスターを特殊召喚する。 現れろ、〈ダーク・シー・レスキュー〉!」
王の勅命により、シンクロの布石となるモンスターが呼ばれるが、宣言通り博士のターンはこれだけでは終わらない。
「魔法カード〈シンクロ・キャンセル〉を発動! 〈ロード・ウォリアー〉をエクストラデッキに戻し、さらにシンクロ素材を墓地に一組揃っている時、それを特殊召喚できる」
「ってことはまた?!」
ロード・ウォリアーが光の粒子に還元されると新たに四体のモンスターを形成する。瞬く間の内に、フィールドにモンスターが埋め尽くされると、観衆から感激と呆れの混じった声が響いた。
「く、くるぞ不動博士の血も涙もないソリティアコンボ!」
「あぁ、またアレを観させられるのか……」
「アレを初見で受けなきゃならんとか、あの娘も可哀想だな」
「……は?」
周囲の観客たちがざわざわと騒ぎ始める。
私の戸惑いなど置いてかれ、博士のターンが加速度的に進んでいく。
「レベル1の〈ダーク・シー・レスキュー〉とレベル1の〈チューニング・サポーター〉二体にレベル5の〈クイック・シンクロン〉をチューニング! 再び現れろ、〈ロード・ウォリアー〉!
〈ダーク・シー・レスキュー〉もまたシンクロ素材とされた時、ドローする効果を持つ。 よって3枚ドロー! さらに〈ロード・ウォリアー〉の効果により、〈フルール・シンクロン〉を特殊召喚! 〈サポーター〉はシンクロ召喚に使用する際、レベルを2として扱うことができる。 レベル2〈サポーター〉にレベル2〈フルール・シンクロン〉をチューニング! シンクロ召喚! 出でよ、〈アームズ・エイド〉!
シンクロ素材に使用した〈サポーター〉と〈フルール・シンクロン〉の効果を発動! 〈フルール・シンクロン〉の効果により、〈ジャンク・アンカー〉を特殊召喚、〈サポーター〉の効果でドロー! そして、レベル4〈アームズ・エイド〉にレベル2〈ジャンク・アンカー〉をチューニング! シンクロ召喚、出でよ〈ターボ・ウォリアー〉!」
〈ターボ・ウォリアー〉☆6
ATK/2500
モンスターが何度か現れたり、消えたりした末、博士のフィールドには二体のシンクロモンスターが並び、手札は5枚にまで増えていた。 レッドアイズ三体召喚をやった私から見てもこれは酷いと思う。 何より、まだ続きがあるのが余計タチが悪い。
「再び〈シンクロ・キャンセル〉を発動。 〈ロード・ウォリアー〉をエクストラデッキへと戻し、シンクロ素
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