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銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)
第七十七話 将来図
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国へ戻るのはそれからで良い。
本当は門閥貴族が潰れるのを見届けてから退役したかったが、今のままだとその前にラインハルトと衝突しそうな感じだ。今回の件は良い機会だ。衝突する前に逃げてしまおう。あまり疑われる事無く辞められるはずだ。カストロプ公はキルヒアイスに任せよう。
既に準備は出来ている。いつでもフェザーンにいける状態だ。仕事も何時でも引き継げるし、多少の恩返しもやっておいた。ヴァレリーのことはリューネブルクに頼んでおこう。彼なら女性士官に偏見は無いはずだ。
フェザーンに行ったら、もう一度勉強するのもいいだろう。フェザーン商科大学で経済や交易について学ぶ。弁護士、官僚もいいが自由貿易商人もいいかもしれない。在学中にフェザーン、同盟が滅ぶ可能性もある。宇宙が平和になれば貿易商人は良い職業だ。関税もなくなるだろうし、経済も活性化する。なんか楽しくなってきたな、もっと早く辞めるべきだったか……。
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