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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第1章:メルキド編
20:食事は皆で楽しく食べると美味しい。料理にも依るけど……
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いる。
さぁ楽しく食事しよう。
ってな感じで食事会スタートしたんだけど、料理を作った者達(下拵え班も含む)以外の空気がピリピリしてて感じ悪い。
得意じゃないけど、ホストとして場の空気を和らげなきゃいけないと思う。
「みんな安心してくれ。ピリンは料理の手伝いしかしてない」
俺は拠点に居る事が少なかったからピリンの料理の腕前を知らなかったけど、他の皆は知ってたのだろう……ホッと息を吐く者も居た。
「私だって得意料理を皆に食べさせたかったのに!」
「そうだよね。ぼくだってピリンのために、た〜くさん食材をあつめたのに」
うさまめバーガーを手に憤慨するピリンと、森のサラダを頬張りながら残念がるスラタン。
「あなた達は他者に料理を振る舞っちゃダメよ」
キノコ豆乳スープを飲みながらチェリコが冷静に二人を制すると、
「料理として捉えるからダメなのではないですか? いっその事、敵に投げつける武器として考えれば、あれほど効果的な物は無いと思うのですが」
と、ウサギステーキを口に運びながらケッパーが意外と面白い事を言ってくる。
うんうん。
良い感じで笑いも起きてきた。
ピリンには悪いけど、メルキドのテッパンネタとして語り継いでいこう。
「ふん。ピリンが作りたがってたのだから、止めずに作らせれば良かったではないか! 出来上がった物はロッシが食すであろうから……此奴ならば腹を下しても問題ないしな! あぁそうか、お前は危険だと思ったら逃げ出すんだったな」
「危険だと思ったらではない。モンスターが町へ押し寄せてきたら逃げるつもりでいたんだ! この町は貴様以外は皆が良い奴だから、出来れば逃げたくはないけど……」
ダメだ……この二人は如何しても喧嘩をしたいらしい。
「モンスターなら押し寄せてるではないか! ほれ……そこにも1匹、恐ろしいモンスターが!」
「スライム1匹に脅えるのは貴様だけだ! ご自慢の鋼の守りも効果無いからな」
自分の事を言われてるのは解るのだろう。スラタンが俯いて食べるのを止めてしまった。
「スラタン……気にする事は無いよ。人間もモンスターも互いの事を忌諱しているんだ。友好的な感情を持ってる者は少ないだろう。でも僕は、その少数派の方が好きだ。同じ世界で生きる者どうし、手と手を取り合い協力して生きる事の方がステキだと思う」
「う、うん……ありがとリュカ……」
本当は
ヒゲ
(
ロロンド
)
もロッシもぶん殴りたかったのだけど、それをすると今回の食事会の趣旨に反するので、懸命にスラタンを慰める。だけどスラタンは、この町の皆と仲良くなりたがってるから、嫌われてる(恐れられてる)と言う事に悲しみを隠せない。
どうするかなぁ……
アホ二人は放って置いてもいい気がするけど、スラタンには元気になって欲
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