第44話私じゃ釣り合う訳ない
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に日本人としては少しおかしいので「パパ上」と呼ぶ事にしている。「パパ上」って言うのもおかしいけどーーー
「お父さん、亜利沙は友達待たせてるんだから早く行かせてあげましょうよ」
「お母さん」
「「パパ」と呼べって言ってるだろうが!」
お母さんが来てれた。パパ上を相手するのに関しては最強の味方、助け船が現れてくれた。確かに竜くん達を待たせてるから早くシャワー浴びて来なくちゃーーー
「そうそう亜利沙・・・彼氏の神鳴君は元気だった?」ニヤニヤ
「彼氏だと!?何処の馬の骨だそいつは!今度連れて来なさい!ギッタギタにしてくれるわ!亜利沙をたぶらかしおってからに・・・!!」
「かっ!?か、かか!かかカカか彼氏じゃないです!!ベベ別にたぶらかれてなんてないですから!!/////」
お母さんってばなんて事を。パパ上も過保護だしーーー竜くんが私の彼氏なんて、私が釣り合わないよぉ/////ーーー
******
「はぁ〜・・・」
いつもより少し高めにしたシャワーの流水を浴びて、私は溜め息をついている。竜くんが彼氏って、私が彼女ってーーー釣り合う訳ないじゃない。彼はSAOを最後まで生き抜き、全てを終わらせた《二人の英雄》と呼ばれる最強の剣士。それに対して私はSAOを途中離脱し、安全なALOで遊んでいた弱い女。私じゃ竜くんに釣り合う訳ない。絶対私より素敵の女性がーーー
「そういえば、彼女いるのかな・・・?」
SAOの男女比は圧倒的に男性が高い、でも女性プレイヤーだってかなり多いはず。《閃光》のアスナさんはキリトくんの奥さんだったらしいし、弾くんや未来ちゃんもSAOに入ってから恋人直前の関係まで進展してたし、竜くんだって彼女さんがいたはず。そういえば《ドラゴンビート》ってリズさんが作ったのよね?もしかしたらリズさんとーーー
『いってらっしゃい、ダーリン!』
『ああ、行ってくるよハニー』
ーーーここまでじゃないと思うけどありえない話じゃない。リズさんって確か私達より一つ年上だし、面倒見がよかっただろうし、同年代と比べたらスタイルもーーー
「スタイル・・・」
自分の胸に手を当てて、少し悲しくなる。私の手が伝える感触は16歳になったのに未だ発育しきっていない胸の感触。少し弾力があるだけで大して大きくない、ほぼまな板に近い私の女性の象徴。思ってみれば未来ちゃん大きかったなーーー
『未来ちゃん凄い・・・/////』
『まったく!ナニを食ってたらこんな爆弾が実るんや〜?ホンマけしからんわ〜〜〜!』
『ひゃっ!?ちょっと二人ともどこ揉んで・・・!!/////』
ーーー私もあんな爆弾が欲しい。未来ちゃん助けたら何食べてたのか聞いてみようかな
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