―運命の決闘者―
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O》をリリースすることで、幻影から解き放つことが出来るらしく。通常召喚された《V・HERO マルティプリ・ガイ》をリリースすると、幻影となっていた《V・HERO インクリース》が代わりにフィールドへと現れる。
「《V・HERO インクリース》の効果により、デッキから《V・HERO グラビート》を特殊召喚。さらにグラビートをリリースすることで、幻影となっているV・HEROを二体、フィールドに特殊召喚する!」
先のターンでも効果を発揮していたインクリースの効果により、デッキから新たなV・HERO――《V・HERO グラビート》が特殊召喚される。自身をリリースすることで、幻影となった《V・HERO》を二体解き放つ効果を持ち、さらにV・HEROが展開されていく。
「幻影から解き放たれた《V・HERO ミニマム・レイ》と二体目のインクリースの効果。相手のレベル4以下のモンスターを破壊し、デッキから新たなV・HEROを特殊召喚する!」
現れた二体のV・HEROがそれぞれ効果を発動し、《V・HERO ミニマム・レイ》はエドのフィールドのレベル4以下のモンスター――つまり《D−HERO ディバインガイ》をその頭部からのレーザーで破壊し、二体目のインクリースは新たな《V・HERO ヴァイオン》を守備表示で特殊召喚する。
「ぐっ……だがディバインガイが破壊されたことで、《D−フォーメーション》にカウンターが乗る!」
「ふん……《V・HERO ヴァイオン》は特殊召喚された時、デッキからレベル4以下のV・HEROを墓地に送る。さらに魔法カード《タンホイザーゲート》を発動!」
フィールドがほとんどがら空きという状態から、V・HEROはあっという間にDDのフィールドを埋め尽くしながら、エドの布陣をボロボロにしてみせる。一応は永続魔法《D−フォーチュン》に二つ目のカウンターを乗せたり、攻撃力3000の《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》が控えてはいるが、DDから《強制転移》で送りつけられてきた、今なおエドに苦しみを与え続けるモンスターを信頼するわけにはいかない。
「《D−HERO ディアボリックガイ》と、《V・HERO ミニマム・レイ》をどちらもそのレベルの合計、レベル9とする」
そして発動された魔法カード《タンホイザーゲート》は、攻撃力1000以下で同じ種族のモンスター二体を、その二体のレベルの合計に合わせるという魔法カード。その効果によりレベル3だった《V・HERO ミニマム・レイ》と、レベル6だった《D−HERO ディアボリックガイ》がどちらも同じレベル9と化す。《強制転移》でディアボリックガイを選択したのはミスだったか、それともそれすらDDには見抜かれていたか――いや、DDのフィールドにはレベル4の《V・HERO ヴァイオ
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