第21話「そつぎょう」
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今、俺たちがいるのは日本の空港の一つ。
海から船で陸に上がり、最寄の空港まで突っ走ってきたのだ。
「滑走路だけは綺麗にしたが...女子供にはキツイだろう、この光景...。」
「そんなヤワな奴は表に連れ出さねぇよ。...ま、俺の家族は容赦なく出すが。」
「うわ、鬼畜...。」
「違う。これぐらいなら大丈夫だからだ。」
鬼畜と言ってきた男を俺は殴っておく。
「...え、つまり家族全員が工藤並...?」
「いや、まだまだ足りんな。二人合わせて俺とやりあえるって所だ。」
「....互角とは言わないんだな。」
そりゃあ、いつも俺が勝ってるからな。
「まぁ、そんな工藤についてきたからこそ、俺たちもここまでやってこれてるんだが。」
「むしろ俺の扱きの方が死にそうだろ?」
「....まぁ...。」
むしろバイオハザード如きで死んでたら容赦なく死体蹴りをするな。
「だが、俺たちと違って一般市民は武器もない、物資もない状況だ。もたもたしてられん。」
「...そうだな。」
そのためにも、ここら一帯のゾンビを全て片づけておくか。
―――....遼、香織、蘭....もうすぐそっちへ行くぞ。
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