第2話
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ッ!」
リースの説明を聞いたギルバートは怒りに震えた後、秘書の服装をその場で脱いで猟兵姿になり、銃を構えた!
「ちっ………」
「…………」
その様子を見たケビンとリタはギルバートを睨んだその時
「……………」
なんとリースが自分の得物――法剣を構え、そしてギルバートを強襲した!
「ぶぎゃっ!」
リースの攻撃を受けたギルバートは悲鳴を上げて吹っ飛んだ!
「!法剣……それがお前の得物か。」
「………ケビンがボウガンを選んだように私もこれを選んだ。ただ、それだけのこと。」
「………そうか…………………………」
(2人の武器に何か意味があるのでしょうか?)
ケビンとリースの意味ありげな様子を見たリタは首を傾げた。
「ば、馬鹿な………い、今のはなんだ………全然見えなかったぞ………!?」
一方攻撃されたギルバートは信じられない様子でリースを見た。
「法剣………星杯騎士団に伝わる武具でな。刃が幾つもの節に分かれてワイヤーで結ばれとるから伸縮自在っちゅうカラクリや。確かそっちの世界では”連接剣”って呼ばれているんやったっけ?」
「ええ。扱いは少々難しいですが、使いこなせば万能な戦いができる武器ですからね。それを使いこなせるリースさん、凄いですね。」
「……ありがとうございます。」
「くっ………」
ケビン達の説明や会話を聞いたギルバートはケビン達を睨んだ。
「さてと、そろそろ事情を聞かせてもらおかな。なんで指名手配中のアンタがグランセルになんかいるんや?―――どこまでこちらの事情を知っとる?」
(?事情って、一体………あ、プリネちゃんのお話だと”星杯騎士”の役割はアーティファクトの回収、もしくは外法を滅する事。そのどちらかの為にケビンさん達がリベールにいたんですね。)
「フ、フン………誰が貴様らなんかに―――」
ケビンに尋ねられたギルバートは鼻を鳴らして答えようとしなかったが
「………」
リースが無言で近づいて来て武器を構えた。
「ひっ………」
「往生際が悪いですね………とっとと口を割りなさい。」
「あー、オレのツレ、腹減って機嫌悪いんや。素直に話した方が身のためやで。」
「くっ………くぬぬ………―――かくなる上は!」
リースの命令とケビンの忠告を聞いたギルバートは歯ぎしりをした後
「どうか勘弁してください!こんな場所にいるのも運悪く不時着したからで!偶然あなた達を見かけたから後をつけてみただけなんです!」
なんとその場で何度も土下座をしながら説明した!
「………訂正。ある意味、只者じゃないかも。」
その様
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