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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第2話
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ッ!」

リースの説明を聞いたギルバートは怒りに震えた後、秘書の服装をその場で脱いで猟兵姿になり、銃を構えた!

「ちっ………」

「…………」

その様子を見たケビンとリタはギルバートを睨んだその時

「……………」

なんとリースが自分の得物――法剣(テンプルソード)を構え、そしてギルバートを強襲した!

「ぶぎゃっ!」

リースの攻撃を受けたギルバートは悲鳴を上げて吹っ飛んだ!

「!法剣(テンプルソード)……それがお前の得物か。」

「………ケビンがボウガンを選んだように私もこれを選んだ。ただ、それだけのこと。」

「………そうか…………………………」

(2人の武器に何か意味があるのでしょうか?)

ケビンとリースの意味ありげな様子を見たリタは首を傾げた。

「ば、馬鹿な………い、今のはなんだ………全然見えなかったぞ………!?」

一方攻撃されたギルバートは信じられない様子でリースを見た。



法剣(テンプルソード)………星杯騎士団に伝わる武具でな。刃が幾つもの節に分かれてワイヤーで結ばれとるから伸縮自在っちゅうカラクリや。確かそっちの世界では”連接剣”って呼ばれているんやったっけ?」

「ええ。扱いは少々難しいですが、使いこなせば万能な戦いができる武器ですからね。それを使いこなせるリースさん、凄いですね。」

「……ありがとうございます。」

「くっ………」

ケビン達の説明や会話を聞いたギルバートはケビン達を睨んだ。

「さてと、そろそろ事情を聞かせてもらおかな。なんで指名手配中のアンタがグランセルになんかいるんや?―――どこまでこちらの事情を知っとる?」

(?事情って、一体………あ、プリネちゃんのお話だと”星杯騎士”の役割はアーティファクトの回収、もしくは外法を滅する事。そのどちらかの為にケビンさん達がリベールにいたんですね。)

「フ、フン………誰が貴様らなんかに―――」

ケビンに尋ねられたギルバートは鼻を鳴らして答えようとしなかったが

「………」

リースが無言で近づいて来て武器を構えた。

「ひっ………」

「往生際が悪いですね………とっとと口を割りなさい。」

「あー、オレのツレ、腹減って機嫌悪いんや。素直に話した方が身のためやで。」

「くっ………くぬぬ………―――かくなる上は!」

リースの命令とケビンの忠告を聞いたギルバートは歯ぎしりをした後

「どうか勘弁してください!こんな場所にいるのも運悪く不時着したからで!偶然あなた達を見かけたから後をつけてみただけなんです!」

なんとその場で何度も土下座をしながら説明した!

「………訂正。ある意味、只者じゃないかも。」

その様
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