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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(SC篇)
外伝〜幻焔計画〜
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っかけとなったのも事実……そうでしょう、カンパネルラ?」

深淵の言葉に頷いた第一柱はカンパネルラに問いかけた。

「うふふ、確かにヨシュアに拘りすぎたのは敗因の一つかもね。あのケビン君にもそのあたりを狙われたみたいだし。」

「………はいはい、わかったよ。でもまあ、私だって”十三工房”を預かる身だからね。早急に新たなゴルディアス級の開発に移らさせてもらうよ。そちらの開発を最優先事項にさせてもらうからね。」

「ええ、それはお任せします。それより皆さん――そろそろ降臨なされますよ。」

ノバルティスの言葉に頷いた第一柱は全員に言った。

「む……そうか。」

「うふふ……ドキドキしてしまうわね。」

第一柱の言葉を聞いた第五柱と第四柱はそれぞれ頷き、カンパネルラは跪き、その場は静寂が訪れた。すると一際大きい柱が降りて来た!



「皆……揃っているようですね。」

「は……”第三柱”を除きまして全員、揃いましてございます。」

一際大きい柱―――”盟主”に第一柱は答えた。

「……ご苦労。カンパネルラも……我が代理としての見届け役、大儀でありました。」

「……恐れ入ります。すでに『福音計画』の顛末はご存知かと思いますが……もっとも重要な事を説明させてもらいます。」

盟主に名前を呼ばれたカンパネルラは跪いた状態で”輝く環”がワイスマン――ワイスマンに転生したケルヴァンに利用された挙句、エステルとリウイによって破壊された事を説明した。

「何ですって!?」

「まさか”至宝”が……」

「”覇王”もそうだが、”剣聖”の娘……いや、”ブレイサーロード”か。とんでもない事をしやがったな……」

「……………………(お見事です、陛下。………それにしても”ファラ・サウリン”は気になる名前ね…………まさか私やイリーナ様のように奇跡の転生を果たしたのですか?………ラピス姫、リン姫。)」

カンパネルラの報告を聞いた”深淵”は驚き、第五柱、第四柱は信じられない様子で呟き、第七柱は一人黙って考え込んでいた。

「………そうですか。”空の至宝”の件といい、『福音計画』ではあまりにも多くの犠牲を払ってしまった……ワイスマン……ヴァルター……いえ、それだけでなく計画にまつわる全ての犠牲も………全ての責はこの私にあります。」

「め、滅相もありませぬ!」

「……どうかご自分をお責めにならないでください。”白面”殿の死は自業自得というものでしょう。」

「もし責められるならば彼を諌めもせずに看過してきた我々”使徒”全員のはずですわ。」

後悔した様子で語る盟主に第五、七、四柱はそれぞれ自分達の意見を言った。



「いいえ、”空の至宝”の件を除いてこの事態を私はなかば想定
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