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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜”戦争回避条約”の救済条約〜
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雑そうな表情で呟き、リウイ達の話を聞いたクローディア姫は呆け、ユリア准佐は不安そうな表情で尋ねた。
「その条約を提案したのはプリネだが、実際にプリネにその提案を持ちかけたのはエリゼだと聞いている。」
「ええっ!?プリネさんが!?」
「しかも実際に提案したのはリィンの妹であるエリゼですか……一体何故そのような提案を?」
シルヴァンの話を聞いたクローディア姫は驚き、カシウスは戸惑った後真剣な表情で尋ねた。
「―――リィン・シュバルツァーの”Z組”―――いや、”トールズ士官学院”にてできた友人達や教官達、そして”特別実習”にて結んだエレボニア帝国の人々に対する罪悪感を少しでも軽くする為だと聞いている。それと先程アルフィン皇女の意思を無視しているという意見があったが、エリゼやプリネ達の話ではアルフィン皇女はリィン・シュバルツァー自身に恋愛感情を抱いている上、学院祭の後夜祭の時に接吻までしたとの事だからそれ程問題はあるまい。むしろリィン・シュバルツァーと接吻まで交わす程、リィン・シュバルツァーに対して強い恋愛感情を抱いているアルフィン皇女自身にとっては都合がいい条約だろうな。」
「なっ!?」
「ええっ!?ア、アルフィン皇女がリィンさんに!?し、しかも接吻まですましているなんて………!?」
「なるほど……アルフィン皇女の恋愛感情を利用するやり方は正直どうかと思われますが、アルフィン皇女自身は祖国を救う事ができ、”個人としての幸せ”も手に入れる事ができる為、アルフィン皇女にとっても一応一石二鳥の”利”になりますな……」
リウイの説明を聞いたユリア准佐とクローディア姫は信じられない表情で声を上げ、カシウスは疲れた表情で呟いた。
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