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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第42話
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正直痛いけど元々決まっていた話だから仕方ないね。ちなみにエイドスさんもこのままエステル達と一緒に彼らと行動を?」

エステルとヨシュアの答えを聞いたマイルズは残念そうな表情をした後すぐに気を取り直してエイドスに視線を向けた。



「ええ。私の目的を果たす為にもエステルさん達やそのセントアークという都市にいるお母様達と一緒に行動をさせてもらうつもりです。」

「エイドスさんの”目的”…………」

「少々気になりますわね。」

「そう言えばエステルさん達はどこでエイドスさんと知り合ったのか、何故エステルさん達と一緒に行動をしている理由を誰にも教えていないそうですが……」

エイドスの答えを聞いたガイウスは呆け、シャロンはエイドスを見つめ、リィンは真剣な表情でエステルとヨシュアを見つめ

「ア、アハハ……悪いけどさすがにこればっかりは言えないのよ。」

「言えない理由に関しては申し訳ないけど、”察して”くれないかな?」

エステルは苦笑し、ヨシュアは静かな表情でリィン達を見回した。



「ま、まあそう言う事なら仕方ないわよね?」

「え、ええ。エイドスさんにも何か深い事情があるのでしょうし。」

「フム、聞く方が野暮というものだな。」

「そうだな。こうして出会えただけでも幸運と思うべきだ。」

ヨシュアの言葉を聞いてある程度”察した”アリサとエマは冷や汗をかきながらエイドスに視線を向け、ラウラの言葉にガイウスは頷いた。



「そう言えばアンタとエイドスが遠い親戚らしいけど……それは本当なのかしら?」

セリーヌは真剣な表情でエステルとエイドスを見つめて尋ねた。

「「………………」」

すると二人は互いの顔を見合わせて頷いた後セリーヌを見つめて笑顔で答えを言った。

「「それに関しては”乙女の秘密”です(よ)♪」」

「……………………もういいわ。聞いたアタシが馬鹿だったわ。」

笑顔で同時に答えたエイドスとエステルの答えにセリーヌは呆れ、その場にいる全員は冷や汗をかいて表情を引き攣らせ

(な、何だか段々二人が血が繋がっている親戚って言われてもおかしくない気がしてきた……むしろ”姉妹”って言われてもおかしくないくらい、違和感がないし……)

(というか、お願いだからこれ以上私達の”空の女神”のイメージを壊さないで欲しいわ……)

(うふふ、それでヨシュア様。結局の所、真偽の方はどうなのですか?お嬢様達には秘密にしておきますので、私にだけお教えして頂けませんか♪)

(ハハ……ノーコメントで。)

リィンとアリサは疲れた表情をし、興味ありげな表情をしているシャロンに尋ねられたヨシュアは苦笑しながら答えを誤魔化した。



「ハハ……―
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