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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第40話
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・だ・と・言・っ・て・い・る・で・しょう〜〜〜〜〜?」

「……………っ!?」

周囲の空気を震わせ、城全体をも震わせて小規模な地震を起こす程の膨大な威圧や魔力、闘気、神気を纏うエイドスに微笑まれ、エイドスの威圧に圧されたセリーヌは身体を震わせて黙り込み

(……ああいう所とかを見るとエステルの先祖である事がつくづく思い知らされるね。)

(どーいう意味よ!?)

疲れた表情をしたヨシュアの小声の言葉を聞いたエステルはヨシュアを睨んだ。



「皆さんもこれ以上同じ質問をしないで下さいね?あまりにもしつこいようですと、全員”ロストオブエデン”の刑……じゃなくて”空の女神”による”天罰”が下るかもしれませんよ♪」

そしてエイドスがリィン達を見回して微笑むとリィン達は冷や汗を滝のように流して表情を引き攣らせ

(そういう事を言っている時点で既に正体を自分でバラしているんだが……というか、”空の女神”が俺達の目の前にいるって本当に一体どうなっているんだ!?)

(”本物”が言ったら、洒落にならないじゃない……というか今さりげなく私達が全然知らない名前のアーツの名前が出たわよね!?しかも何なのあの性格!?わ、私達がずっと抱いてきた”空の女神”のイメージが粉々に崩れていくわ……)

(……あれ程必死になってまで”女神”である事を隠すには何か理由があるのかもしれないな。)

(フム、”ロストオブエデンの刑”とやらはよくわからぬが、決してエイドス殿を怒らせてはならぬな。)

(うふふ、七耀教会の方々が”空の女神”がこのような性格をしている事を知れば、どのような反応をするでしょうね♪)

リィンとアリサは疲れた表情をし、ガイウスとラウラは静かな表情で考え込み、シャロンはからかいの表情になり

(というか”ロストオブエデン”って確か”ロストアーツ”の一つのはずよ。)

(ロ、”ロストアーツ”!?今は失われていると伝えられている古代の魔法(アーツ)!?―――あ。で、でもエイドスさんなら習得していてもおかしくない……というか、習得していて当然よね。ア、アハハ……)

呆れた表情のセリーヌの小声を聞いたエマは表情を引き攣らせた後大量の冷や汗をかきながらエイドスを見つめ

(うふふ、あの女神、案外貴女と気が合うのじゃないかしら♪)

(ふふふ、しかも名前までも似ていますしね。)

(ア、アハハ……私もちょっとだけ思いました。)

(そうかしら?私はあんな変わった性格じゃないと自分では思っているけど。)

ベルフェゴール達の念話を聞いたアイドスは首を傾げて不思議そうな表情でエイドスを見つめた。



その後リィン達はボートに乗り、返りすがらそれぞれのこれまでの経緯を話し始めた…………
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