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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第39話
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変”を解決した立役者であられるエステル様達のお知り合いなら怪しい方ではないと思うのですが……」
マイルズの説明を聞いたリィンとガイウス、シャロンは考え込んだ。
「ちなみに自己紹介の時に本人は『2ヶ月前に結婚したばかりの”ただの新妻”です』って嬉しそうに言っていたけど……」
「は、はあ……」
「なにその意味不明な自己紹介。」
マイルズの話を聞き、仲間達と共に冷や汗をかいたリィンは答えに困り、セリーヌは呆れ
「というか今も一緒にいるって言ってましたよね?その女性の方、戦えるんですか?」
ある事が気になったアリサは尋ねた。
「勿論でございます。実際私も剣を交えて見てわかったのですが、試合の合図がかかるとその女性の槍にて為す術もなく一瞬で剣を弾き飛ばされ、敗北しました。あの方の強さは私如きでは量れません。……恐らくはお館様をも軽く超えていると思われます。」
「なっ!?」
「”光の剣匠”を軽く超えているって……一体何者よ?」
クラウスの話を聞いたリィンは驚き、セリーヌは目を丸くした。
「ハハ……名前を聞いたら絶対に誰でも驚くと思うよ?――――なんせ、”空の女神”と同じ名前なんだから。」
「なっ!?」
「ええっ!?」
「ハアッ!?」
「”空の女神”と……」
「”空の女神”と同じ名前と言う事はその女性の名前は”エイドス”なのですか?」
マイルズの説明を聞いたリィンやアリサ、セリーヌは驚きの表情で声を上げ、ガイウスは呆け、シャロンは目を丸くして尋ねた。
「はい。――――”エイドス・クリスティン”。件の女性はそう名乗ってらっしゃっています。エステル様のご説明によると何でもエイドス様はエステル様達―――”ブライト家”の遠い親類に当たるとの事です。」
「…………でも正直な所滅茶苦茶怪しいんだよね、その人。エステルやあのカシウスさんの遠い親戚で子爵閣下を軽く越えるクラスの強さを持っている人の上、ゼムリア大陸なら絶対に目立つ名前―――”エイドス”なら
遊撃士協会
(
うち
)
の情報網に絶対引っかかっているはずなんだけど、僕も初耳なんだよな………しかもセントアークのギルドでリベールから応援で来ているシェラザード達の紹介で”協力員”として手伝っている人達の中で男性一人に対し、女性二人が奥さんっていうちょっと変わった若い夫婦と同じファミリーネームでエイドスさんが言うにはその人達は両親だそうなんだけど…………セントアークのギルドの情報だと、自分の年齢を24歳って申告をしているエイドスさんとその夫婦の年齢を比べると、どう考えても釣り合わないんだよなぁ……まあ、エイドスさん自身が母親だって言っている”フィーナ・クリスティン”という名前の人は異種族だそうだから、そ
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