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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第35話
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―――」
リィンの言葉に答えたヴァリマールは休眠し始めた。
「ヴァリマールさん、眠り始めたみたいですわね。」
「そろそろユミルの方に帰還いたしましょう。留守番をしていた方々に皆さんの無事を知らせてあげないと。」
「うんうん、早くみんなに会いたいよー!」
「ああ、そうしよう。そろそろ夜になりそうだ。急いで山を降りないとな。」
その後リィン達は郷へと降りて行った。
〜温泉郷ユミル〜
「とうちゃーく!!」
「ふふ、すっかり暗くなってしまいましたわね。」
「ユミルの郷……懐かしいわね。」
「ああ、たったの2ヶ月ぶりだが………前に小旅行に来たのが何年も前のことのようだな。それだけ、オレたちにとっても印象深い場所ということだろう。」
「はは、ありがとう。でも、なんだか変な雰囲気だな。妙に慌しいというか……」
郷の民達がそれぞれ慌しい様子で会話をしている事にリィンは不思議そうな表情をした。
「―――リィンたちか!?」
その時待機組のメンバーがリィン達にかけよった。
「よかった……無事だったか!」
「みんな、おかえり。」
「ただいま戻りました、マキアスさん、フィーさん。」
「うん、さっき帰ってきたところだよ。
マキアスとフィーの言葉にセレーネとエリオットは笑顔で答えた。
「どうやらノルド方面の仲間とも巡り合えたみたいだな。」
「はい、おかげさまで。」
「久しぶりだ、トヴァルさん。」
「ふふ、ご無沙汰しています。」
「えへへ、そっちも元気そうだねー。」
ガイウス達はトヴァルにそれぞれ再会の挨拶をした。
「ああ、ボチボチってところだ。お前さん達も変わりないようで何よりだぜ。」
「それにしても……これは何の騒ぎですか?妙に郷が慌しいみたいですが……」
「そ、そうだった!リィン、男爵閣下が―――」
クレア大尉の質問に血相を変えたマキアスの言葉を聞いたリィン達も血相を変えた
「ちょっと、まさか……!?」
「……父さんに何かあったのか!?」
「マキアス、言い方が紛らわしすぎ。」
物事を悪い方向に考えているセリーヌとリィンの言葉を聞いたフィーはジト目で指摘した。
「違う、そうじゃない!リィンの父さんが―――ようやく目を覚ましたんだ!!」
「まあ……!」
「ほ、本当に!?」
「ああ、間違いない。まだ万全じゃなさそうだが……とにかく、すぐにでも屋敷のほうに向かおう。」
そしてリィン達が男爵邸に戻り、男爵が眠り続けている部屋に向かうとベッドの中にいるシュバルツァー男爵と看病しているルシア夫人がリィン達
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