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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜集いし救世主達〜
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精霊の一人として、戦いなさい!」

「はい、リザイラ様!」

アリサの言葉に頷いたリザイラがミルモの名を呼ぶと、ミルモはリザイラの傍に現れた。



「ミルモ……少し見ない内に随分見違えましたね。」

「えへへ……フローラ様に早く追いつけるように……大好きなアリサを守る為にいっぱい頑張ってます!」

ミルモを見たフローラは目を丸くした後微笑み、ミルモは嬉しそうな表情でフローラを見つめ

「そう……とても素晴らしい出会いをしたのですね……」

嬉しそうに自分を見つめるミルモをフローラは微笑ましそうに見つめた。

「へ……ミ、ミルモ、その精霊と知り合いなの!?」

一方その様子を見ていたアリサは驚きの表情で尋ねた。



「うん、フローラ様はわたし達―――風の精霊達の面倒を見てくれているから、わたしにとってはアリサの世話をしているシャロンみたいな人だよ!」

「まあ……フフ、ミルモ様ったら、お上手ですわね。」

ミルモの説明を聞いたシャロンは嬉しそうな表情をし

「それにしてもリザイラに直接話しかけとる精霊達の親玉に見える精霊達も全員べっぴんじゃの〜。さすがはとんでもないべっぴんのリザイラの家臣と言った所か。」

「ア、アハハ……言われてみれば綺麗な容姿をされている女性の精霊達ばかりですわね……」

興味ありげな表情で最上位精霊達を見回すグエンの言葉を聞いたセレーネは苦笑した。



「……まさか、生きている内にこのような”奇蹟”をこの目にする事ができるとはな……」

「ええ……これも風と女神の導きですね。」

ラカンとファトマは精霊達を見回した後その場で祈り

「さ、さすが”精霊王女”のリザイラだよね……みんな、滅茶苦茶強そうなのにリザイラに従っているよ。」

「あ、ああ……改めてリザイラの凄さを思い知った瞬間だな……」

冷や汗をかいて表情を引き攣らせているエリオットの言葉に頷いたリィンも表情を引き攣らせながら精霊達を見回し

「まさかノルド高原にこんなにも多くの精霊達が住んでいるとは……」

クレア大尉は真剣な表情で精霊の軍団や最上位精霊達を順番に見回し

「リザイラ、まさか彼女達はオレ達を守る為に……?」

精霊達の会話を聞いてある事を察したガイウスは信じられない表情でリザイラを見つめた。



「精霊はいつも人間達の行いを見ています。そしてこの大自然で醜い争いを続ける愚か者達と違い、自然と共存し続けた貴方達―――”ノルドの民”は我ら精霊達にとって守護すべき存在。自然と共にある”精霊”として今こそ、その義務を果たしましょう。」

「醜い争いを続ける愚か者達か………………耳が痛いな…………」

「リザイラ…………本当にありがとう。
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